見出し画像

【JCS7-2完走84位】攻撃特化ダイナブラッキー

みなさんこんにちは。
愛媛県で主に活動しているチームライジングフィストのむっかと申します。
今回は7/17,18に行われたPJCSでダイナブラッキーを使用し7-2という好成績で完走することができたためnoteを執筆することと致しました。

当日のマッチアップ

JCS結果7-2 84位
デッキ:ダイナブラッキー
1.不戦勝
2.レックウザVmax 先6-0⭕️
3.リーフィアVmax 先4-6❌
4.一撃ゲンガー 先6-0⭕️
5.連撃ウーラオス 後6-2⭕️
6.黒馬マホイップ 後6-5⭕️
7.黒馬ソルルナ 先6-3⭕️
8.白馬スイクン 先6-3⭕️
9.雪道スイクン 先1-6❌

●環境予測

JCSが世界情勢により延期になったことで「蒼空ストリーム」と「摩天パーフェクト」のカードリストを含めたプールで開催されることになりました。
それを踏まえて依然として環境トップに陣取る【れんげきウーラオスVmax】や【こくばバドレックスVmax】、【ムゲンダイナVmax】の強さは衰えることなく新カードを組み込んだ上で更なる勝ち筋を用意する形となりました。
また、上記のデッキ全てに対応することができる【悪パーフェクション】や【悪型ニンフィアVmax】、三神ザシアンの現象による非Vデッキの【れんげきテンタクル】や【ジュナイパー】などのデッキも台頭するなど様々なデッキに対応できるような柔軟性をデッキメイクやプレイングを求められる環境であったと思います。

自分なりに予想したTier表がこちらになります。

●Tier1
・れんげきウーラオスVmax
・こくばバドレックスVmax

●Tier1.5
・ムゲンダイナVmax
・悪パーフェクション
・いちげきウーラオスVmax

●Tier2
・レックウザVmax
・いちげきゲンガーVmax
・悪型ニンフィアVmax
・三神ザシアンバレット

●Tier3
・ルカメタザシアン
・はくばバドレックスVmax
・れんげきインテレオンVmax
・ジュラルドンVmax
・れんげきテンタクル
・ジュナイパー

●何故ムゲンダイナVmaxを選択したか

何故【ムゲンダイナVmax】を選択したのか…
それはただ単に1番練度の高いデッキであったためです。予選で9戦戦うという性質上、ダメージ計算や手札管理等が複雑なデッキは途中で頭がパンクする恐れがありました。
【ムゲンダイナVmax】であれば自分自身が相当数練習していますし、何より先攻さえ取ることができれば殴り続けるだけで試合が終わることも少なくありません。
また、Tier1に位置付けた【こくばバドレックスVmax】に弱点をつけることも選択する理由になり得ます。

「でもそれ【れんげきウーラオスVmax】に勝てなくない?」

確かに【れんげきウーラオスVmax】からは単純に弱点を突かれ勝つことは非常に難しいマッチアップでした。
しかし、新弾のとあるカードの登場により対【れんげきウーラオスVmax】に一矢報いることができるようになりました。(詳しくは有料部分で後述致します。)

【れんげきウーラオスVmax】に勝つことができさえすれば他のデッキにはドレッドエンドの理不尽なダメージで押さえつけることができます。

●デッキ変遷


今回のPJCSに使用したデッキの叩き台である【ムゲンダイナVmax】のデッキがこちらになります。

画像1

このデッキの詳しい解説は以前執筆したこちらの記事を読んでください。

ダンデを採用することで【ムゲンダイナVmax】以外の各種Vmaxポケモンをワンパンすることができる構築となっています。

●冒険家の発見の必要性

画像5

《ガラルジグザグマ》以外のポケモンVを3枚持ってくることができる強カードの《冒険家の発見》ですがデメリットも少なからず存在しています。

1.《頂への雪道》に無力
ルールを持つポケモンの特性を無効化することができる《頂きへの雪道》が貼られている状態では《ムゲンダイナVmax》は最大180ダメージしか出すことができません。また、このデッキは手札補充を《クロバットV》に頼っているため特性が使えない状態では満足に手札の枚数を増やすことができません。
スタジアムを多投することでこの問題は解消されますが

・多投する分、他のカードを採用できなくなる
・《頂きへの雪道》以外のスタジアム採用のデッキと当たると手札にスタジアムが渋滞する

上記のデメリットが目立ちます。

2.《クロバットV》だけでエネルギーを引ける?
《冒険家の発見》を使用するため手札を補充するためには《クロバットV》を選択し特性を使うことが必須となりますが最大6ドローでエネルギーを引くことができるかどうかで戦況が大きく変わる場合があります。
引けなければ攻撃が1ターン遅れる場合があり、それが勝敗をわける非常に重要なポイントになるためエネルギーは確実に持ってきたいです。
《エネルギー転送》や《トキワの森》多投することで安定させることは可能ですが、上記のデメリット欄にある通りデッキが圧迫される要因となってしまいます。
それであれば《博士の研究》や《マリィ》と組み合わせて使うことで山札を掘り進めエネルギーを引く方が賢いと感じました。

以上の点から《冒険家の発見》は【ムゲンダイナVmax】には必要ないと思い他のカードと入れ替える運びとなりました。

これらのやりとりはほぼ全て【ムゲンダイナVmax】を同じくこよなく愛するプレイヤーであるガエン氏と共に吟味し続け、結果的に57枚共有してPJCSに臨みました。
ガエン氏が記事を有料化しているため本記事も有料とさせていただきます。

購入の目安として実績の紹介をいたしますと

・シティリーグ2021 S1福山優勝
・シティリーグ2021 S2丸亀準優勝
上記どちらも【ムゲンダイナVmax】デッキを使用して結果を残すことができました。

また、先日愛媛県でシティリーグ優勝者が5人も参加した「PCGえひめサマーカップ」という非公認大会でも準優勝することができました。

また、7月末に紹介された「フュージョンアーツ」に収録される《フーパV》についての所見も紹介したいと思います。

ここから先は

11,153字 / 7画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?