理解できない事柄を飲み込む能力

久々に、書きたいことができたので書く。

僕は、自分は頭がいいと思ってきて生きてきた人間だ。

自分の考えは常にロジカルで、世の中の大半のことは理解できるという前提を無意識に抱えながら生きてきたようなタイプだと思う。

だからこそ、昔から、自分が理解できない事柄、論破されるようなことに対する拒否反応がすごいタイプなんだろうなとも思う。(自分としては、デフォルトで自分が正しいと思っているので、意識のうちでは自分が正しいと思っていることを主張しているだけなのだが。)

ただ、高校の化学の授業の時に、浸透圧の理論が僕の中では理解できなかった。というか今でも理解できていない。その時に、いや、他にも何かあった気がするが、世の中で生きていくためには、自分が理解できていなくてもわかったような顔をして、飲み込んでいくことも大事なんだと思った。

最近、上司とのコミュニケーションで課題を感じている僕だが、少し光が見えてきている。

完璧に理解してもらおうという考えをやめたし、上司から言われたことも、そのままやろうと思ってやってみている。

自分の中では割とうまくいっている気がする。

よく、納得いくまで質問しようや。考えようというアドバイスが叫ばれている気がするがそれも度合いの問題だと思う。

僕は、どうやら人に比べるとすごく考えるタイプらしいく、企画とかを考えるスピードが遅い。遅いというか考えすぎるので、時間がかかるが、そこまでの粒度で求められていないことが多々あった。

過ぎたるは猶及ばざるが如しで、まぁわかんなくても、わかんないまま適当に飲みこんで、進めることも大事らしいと思う、社会人2年目の春の夜。


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