お休み♪ライフワークバランス

先週休日バイトを入れすぎ12連勤し、久々のお休みである今朝は、ピヨピヨピの鳥の鳴き声でいつものように5時半に目覚めた。

新しい職場も3週間。緊張はしたつもりはないとはいえ、集中してやること、調べてやることが多く、また、しでかしてもないこと、やれと言われてやったこと、頼んでもやってもらえないこと、仕方なくやったことで、叱られたりイヤミ飛ばされたり巻き添えくったりと、新入社員の洗礼を多少うけたため、やっぱり疲れていた。

仕事はスキだが休みも大好き。今日も朝から缶、ビンのゴミ出しからスタートだ。爽やかな気持ち。

9月のサカナクションのライブチケットが当たっている。昨日、5月の連休の中日である1日や6日を有給使い長い休暇にする人達が有給届を出していたから、混じって私も9月のサカナクションの有給を出すと、早すぎる、と返された。

そして、上司は、自分のように単身赴任の人には新幹線3割引とか特典がないとおかしい、(私)さんみたいに、ライブいきまーすと遊びに行く人と訳が違うんだから、と。上司からはこのネタ何回も聞いたが、常日頃こういうの口からこぼす上司は、どうもイヤミのつもりで言ってるらしい。上司は本社からの出向である。一般的に在籍出向は2年間と言われているらしいがもう3年目、本社に戻りたい戻してくれの上司の気持ちはよくわかる。
しかし私は流行りの「ライフワークバランス」を流行る前の何十年も前から選択しこの人生だから、しがみつかないことを妬まれたところでライブいきまーすと有給をとる予定だ。たまたま今の職場は入った日から有給でるが、例え無給欠勤でも予定があれば私は休みをとる。

以前開業したばかりの小さなクリニックで時間パート看護師として働いていた時に、スターウォーズシリーズの公開日があった。公開日金曜日の上映時間を確認すると、自分がみたい時間帯では、普段の就業時間の30分前に仕事を終え劇場に向かう必要があった。早々に早退の申請をし、院長先生の許可を得た。ムビチケを買い、座席指定をし、もうすぐスターウォーズと言いまくっていた。年配の院長先生も映画好き旅行好きなライフワークバランス重視タイプだから、理解があり、普段から映画や旅行の話題を二人でよくしていた。

ただ。
そこでフルタイム社員として働いていた同僚看護師は、気づかなかったがそういう私を心で許してなかったようだった。

スターウォーズの公開日、何の理由だったか忘れたが、そのフルタイム社員看護師はドタ休みをした。そうきたのだ。

フルタイムがドタ休みになったから自分、早退できないじゃん、と私はしょんぼりしていた。

クリニックは開業したばかりで午後の受付終了前は普段患者さん全くこない。先生も受付終了時間きたらいつもダッシュで帰ってる。

仲良かった事務のスタッフさんが、院長先生に相談してくれた。入職したばかりのパート看護師さんだけになるけど、院長先生が早退して大丈夫だよー、といってくれた。
私は予定通り30分前に早退し、公開初日のスターウォーズを観にいった。心の中握り拳で。

翌週、後から結局スターウォーズを観たことを知った社員同僚看護師の心境を鑑みると黙っていればよかったのかもしれないが、「スターウォーズ面白かったー、先生、みんな、ほんとにありがとうございましたー」と私は言った。