次男推薦責任者を頑張る
次男が帰宅し、来月初めにある学校の生徒会の選挙についてのプリントを持ち帰っていました。
上の子達の時に見た記憶はないのですが、最近成人の年齢が18歳に下がり、若い方々の選挙投票率の低下、選挙への関心のなささ、へ、学校教育の中での選挙への意識づけの目的があるのかもしれません。
仰々しく、選挙活動や選挙ポスター、タスキ、立候補演説、投票のルール等がプリント3枚に説明されていました。
プリントを読むと、各クラスの中から4名の立候補者を選ぶ。
選ばれた立候補者は、決まった選挙活動の期間、時間、場所で、ルールに添い選挙活動をするようでした。
へえ〜、と眺めていたら、次男は、
"俺、推薦責任者。(立候補する)●●に頼まれたからやる事になった“
と言います。
推薦責任者?何だそれ、と思いプリントをよく読むと、立候補者は、毎朝のあいさつ時間と、各クラスの終わりの時間に、推薦責任者と2名のみで選挙活動である2分のスピーチに回るらしい。どうやら、推薦責任者は、帯同し、一緒に頭を下げるだけのようでした。そもそも次男は性格的に小学生時代から授業で"絶対に"手を上げないくらい、前にたつとか人に目立つのが苦手だし大嫌いでその役を好んでするとは思えません。
何故立候補者1人で回らないのかはわからないけど、冷やかしをたくさん引き連れクラスを回らないように、のルールかもしれません。
わかりませんが、うちの次男は、頼まれて推薦責任者と言う役をするらしい。
次男に立候補する●●くんの事を尋ねると、
"野球部ですごくかっこよくて背が高くて人気者でもてるんだ"
と力を入れながら言います。
その表現には、親の勘だが●●くんへの容姿や人気への次男自身のコンプレックスを感じとれました。
"立候補をする●●くんにお願いされるなんて信頼されてすごいね"と言ってみたら、
"いや、言いやすいから頼まれただけだよ、
●●は、友達多いし、ポスターは○○に、タスキは△△に頼むと言ってたよ"と返す。
何となく、次男を励ましたくて、
"あのさ、自分の為に頑張る事は誰でもできるけど、他人の為に頑張れる人は、そんないないと思うよ"
と言ってみました。
そしたら、次男は、
"俺は●●が当選する為に推薦責任者を頑張るわ"
と言う。
また私の親バカが発動し、"あなた偉いよ"と褒め上げました。
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