恥を知る。100.『恥を知れ!』

みなさんこんばんは。

ついに『恥を知る。』100回目の投稿を迎えることとなった。もうやめちゃえー!と何度も思ったが、ここまで更新し続けられたのはこうして今も読んでくださっているみなさんのおかげである。本当に本当にありがとう。

単刀直入に申し上げると、『恥を知る。』は今日で最終回である。今後、ここをどのように活用していくかはまだ何も考えていないが、とにかく今は、ここまで駆け抜けてきた日々の余韻に浸りたい。それを許されたい気分だ。

100回目を迎えるにあたって私は過去の投稿を少しだけ読み返したりなんかした。ちょっとウルっとくる回もあれば、クスッとくる回もあり、純粋に恥ずかしくてたまらないような回もあった。最近毎回言っているような気がするが、こうして文章にして残しておくと、本当にすべて自分の身に起こったことなのだとすぐに確認することができる。不思議な話だが、私にとっては本当に大切な場所になった。重ね重ね、気にかけて読んでくれたみなさん、本当にありがとう。

そんな風にしていろいろに浸りながら過去の投稿を遡っていくうちに私は致命的なミスに気づいてしまった。なんだか怪しいな、とは常々思っていたのだ。というのも、このnoteというアプリは投稿者に対してとても優しく、なにかと褒めてくれる。

たとえば、
フォロワー数が〇〇人に達しました!
とか、
スキ!を押した人が〇〇人になりました!
とかそんな風にして祝ってくれるのだ。

その中に、
〇〇週連続更新!すごいですね!継続は力なり!
的なメッセージもあった。最初は素直にウキウキ喜んで、よーし!来週もがんばるぞっ!と思っていたのだが、ある日私は気づいてしまった。〇〇週連続更新!の〇〇と、今更新している回の数字が合わない。

いやぁ、たしか、最初の何回かは紹介のような内容で投稿した気がするしな、その投稿は回数にいれてなかったような気もするし、そのズレだろう、ふむふむ、きっとそうだ……、と、なんとなく誤魔化していたのだが、いざ100回目を最終回にするぞ、と決めるとどうしても、どうしても気になった。そして、過去の投稿を遡るうちに私は気づいてしまったのだ。

第7回の投稿が2回ある。

あああああああああああ!
気づいた瞬間に私のモチベーションはゼロ!いや!もうマイナスだった。ここまで毎週がんばってきたのに!そんな序盤で?まさか?!ああ…信じられない…。

最後の最後まで、なんだか格好がつかない。ずっと恥ずかしい。恥ずかしいけれど、なんだか妙な安心感もある。キメるときにキマらなくて、ちょっとだけダサい。

あぁ、100回も(正確には101回)恥を投稿してきて結局今日も恥ずかしい!私はたぶん、明日もずっと恥ずかしい!自らの恥を払拭するために、昇華するために、はじめたこの場所であったが、結局この作業に終わりはなさそうだ。私は明日の恥も、ずっとずっと愛する。今の私にはその自信がある。

この心境の変化がいいことなのか、わるいことなのか、今の私には分からないけれど、心はとても晴れやかだ。これは紛れもなく、みなさんのおかげである。ありがとう。私の恥を、笑ってくれて、泣いてくれて、本当にありがとう。私はこれからも、恥を知り続ける!ほれ!みなさんも、恥を知れ!それはきっと、恥ずかしいだけで終わったりしないから。いつかあなたを助けてくれるから。

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