「やれ」発信は「やる」人を増やすか

セラピスト界隈に限らずではありますが、「やれ、努力しろ、寝る間を削れ」系の投稿って色々なSNSで目にしますよね。
この中で、これ等の投稿がやる人を増やすかを考察してみたいと思います。
あ、フィクションです。

やれを定義する

この辺からすでに難しいのですが、言ってる人によって物差しがてんでバラバラなんですよね。
中には一般論に見せかけて特定の誰かを殴ってるだけなものまで含んでいるんで、かなり難しいです。
とんがったやつだけ抜粋していくと、

・なんか早く寝たらやってない
・自分の連絡に返事が来ないならやってない
・自分が評価する類の成果を出してない人はやってない
・自分以外はやってない

この辺りでしょうか。
やってないを何で定義するかという問題がまた浮上しましたね。
この話題は賽の河原なんでしょうか?
やってるは一般的に考えると努力、とすべきなんでしょうけど、その人たちがさしてる努力が何の競技かで変わってくるんですよね。
とりあえず睡眠時間を削って努力していて、それを誰かにわかるように痕跡として残してるって言うのをやるの定義にしましょうか。
単なる自己プロデュース やれそうな気がしてきました。


統計はあきらめた

とりあえず言ってる側も言われてる側も抽象概念すぎるため統計の類は自分のレベルだとあきらめたほうがよさそうだという結論に到達しました。
やれ、努力しろ系の人には怒られそうな感じになりましたが、ちゃんと定義と物差しを作ってくれと言いたいです。
そいつの自己満プロデュース
極めるのは難しいですね!

強い言葉は誰に発されているか

そもそも、強めの言葉は誰に向けられているんでしょうか。
やってない人って考えるのが普通なんでしょうけど、なんか不自然さを感じませんか?
ぱっとみ自己満足で殴りかかってるように見える程度のレベルのこすり方が多いように見受けられるので、本当にやれてない人が自分もやらなければ、というところに配慮されている投稿ってあまり多くないように感じます。
すると違う景色が見えてきました。
3つに分類してみました。

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思い込みだったり、調べるのが面倒だったり、人のポジトークが理解できない人のために、セラピスト界隈の法制度や話題になっていること、質問された…

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