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第2回棺桶写真館 終了しました!

こんにちは!むじょうでインターンをしている中澤希公です!

2021年10月29日-31日に渋谷100BANCHの2階で「棺桶写真館」を開催しました。10代から60代までの60名がイベントに足を運び、遺書を綴り棺桶の中に入ってもらいました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。


本イベントを企画し、当日は巫女として接客を担当した私がnoteをまとめていきます。最後まで読んでいただけると嬉しいです!

棺桶写真館とは

棺桶に入り、自身の死に想いを馳せることができる体験型展示イベントです。生きそびれないためには死を意識し、生を見つめ直す機会が不可欠だと考えています。
「死」を日常から排除することに成功した現代において、人生の締め切りを感じる瞬間はほとんどありません。
棺桶という肉体の最終地点に入ることで生の尊さが浮き彫りになるのではないかという仮説のもと、本企画を立ち上げました。 

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他者の遺書を眺め、自らも遺書を綴る

棺桶写真館では、棺桶に入る前に遺書を書いていただきます。
書いた遺書は、他の参加者に読まれても良い方は表向きに、読まれたくない方は裏向きにして壁に貼ります。遺書を書くことは、自分自身の死へ眼差しを向ける第一歩です。
これまでの人生を振り返り、後悔を綴るひと、これまで関わってきた大切な人に感謝を残す人、88mm × 124mm という「4(死)」の倍数の手のひらサイズの紙に個性が溢れていました。

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3分間の入棺

自分の死後遺された人のことや、死後の行き先など、それぞれの死生観・死後観と向き合った上で、身体性を伴った「入棺」という体験へ移ります。棺桶の中の温度が高くなる関係で、3分間の入棺となります。お母さんの母胎を思い出す方、外の声が聞こえ安心される方、棺桶の中で感じることは人それぞれでした。その後、お連れ様同士で写真を撮ったり、お一人の場合はスタッフがスマホをお預かりして撮影します。

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さまざまな死生観

今回の棺桶写真館では、まだ何十年先まで生きれると思っている10代から、葬儀に参列した経験が多くある60代の方まで、多くの方に足を運んでいただきました。実際に棺桶写真館を体験した方の感想をご紹介します。

* 棺桶の中で今まで関わってきた人の顔を思い浮かべて、私が死んだら悲しんでくれる人が何人かはいる人生だったなと思ったんですね。その安心感に気づきました。(50代男性)

*最近自分に価値がないと思っていたのですが、生きているだけで素敵なことなんだと感じました。棺桶の中は温かくて、自分が生きてる実感が湧きました(20代女性)

*棺桶に入る体験も貴重だったが、遺書を書くことによって1分1秒を無駄にして生きていたと後悔しました。後回しにしていた自分のやりたいことを実現して行こうと思います(10代女性)


今後の予定

今後も不定期で渋谷にて棺桶写真館を開催します。次回開催のご案内は弊社公式LINEにて行います。次回以降の参加をご希望の方は公式LINEへのご登録をお願いいたします。
https://lin.ee/v7wYXDk


今日のnoteは第2回棺桶写真館について書きました!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!次は棺桶写真館の空間設計について書くので、また読みに来てください!


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