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ある朝、ふと思ったこと

こんにちは。
いやまあ、これ書いてる自分の時間からしたらおはようございますって感じなのですが。

ふと朝、ぼんやりと最近見た夢を踏まえて思ったことを徒然なるままに書き連ねようと思います。

正直中身はそんなにない気がします。
なので、どうしても今暇で仕方がないぜ!って人向けの内容、とだけは言っておきます。

むしろ昨日書いたこっちの記事の方を読んでもらいたいレベルです↓



本題

さて、本題に入るのですが、まずこれを今読んでるあなたへ問います。
あなたは過去をやり直したいですか?

違います。変な勧誘でも小説の導入でもありません。
このテーマで一時期小説書こうとしてたことはありますけど。

恐らく、誰でも「あの時に戻れたらなー」とか「あの日に飛んでいけたら大儲けじゃね!?」とか「あの時間に戻って後悔をやり直したい」等々、一度は想像したことがあると思います。

よっぽどの何かアニメや小説のようなファンタジー世界が、僕らの世界にこんにちはしない限り、まあまず有り得ない話なのですが。

という前置きを踏まえた上での本題です。

この前、過去に戻ったんですけど、






あ、夢の話なんですけどね。

それも思い返してみれば夢だと納得してしまうような話ではあるんですけど。
小学生の頃の同級生に沢山会えたり、中学生の頃の先生に会えたり、それが一堂に会するもんですから、そりゃごちゃまぜの闇鍋状態な訳で。
でもその時間だけはタイムスリップしたような、時を巻き戻したような気持ちになりました。

その後、夢から覚めて現実に戻った時にとてつもない恐怖を覚えました。


過去に戻るということ

夢の中とはいえ、自分の記憶から生成されたかなりリアルな世界、そして意思を持った自分自身がそこに居た訳で。
まさに過去に戻るという疑似体験を出来た訳です。

ここからはあくまでその体験を元にした、根拠のない持論なのですが。
ほどほどにお付き合い頂けたらと思います。


その1:記憶は引き継がれるか?

これはかなり重要になってくると思います。
鮮明に過去に起きたターニングポイントや世間の動きを覚えていたら、それこそ億万長者にだってなれます。

しかし、これに関してはかなり難しいと思います。
厳密に言えば、引き継がれはするものの、時間経過と共に薄れていく、というのが自分の見解です。

その疑似体験の際、最初は自分も記憶を引き継いでいました。
ここから十数年後コロナが流行ること、保健の先生に伝えておいた方が良いなとか。現実的ですね。
しかし、その世界で過ごす内に、過去に会った自分と関わりのある人々との記憶を思い出していく間に、その世界に記憶が混ざり、戻る前の記憶が無くなっていくのです。

怖いね


「この子は、1組で一緒だった子か」
「あの先生は確か……そうだ、化学の先生だ」
「この教室も懐かしいな」
夢の中の思考

過去の記憶を遡る内に、段々と自分がその世界に適応していくのが分かりました。
それこそ、夢から覚めて一瞬現実と記憶が混ざりかけるくらいには。

以上を踏まえた結論として、過去に戻って今現在までやり直した場合、その場所に自分は居ない、ということです。

当たり前だと思いますか?
これが意外と改めて考えてみないと分からないものなんですよね。
もしかして自分だけ?

*****

どうしても人は都合よく、過去の一部だけ変えて今に戻ればあの時の失敗の記憶だけ無くせる!とか考えてしまうのですが、"もしそこで失敗を無くしたら次にそれより大きな失敗をしてしまうかもしれない"。
はたまた、"その失敗を乗り越えたことで得た自信により、大成功してるかもしれない"
そんなことが考えられます。

そうした場合、バタフライエフェクト(後述します)によってたった今存在している自分は消えてしまう。自分の考え方はこうです。


まあつまり、何が言いたいかというと、もし過去に戻る力を得た上で過去を変えようとしたら、今の自分には戻れないけど、その覚悟があるなら過去を変えるのが良いよって話ですね。



その2:バタフライエフェクトについて

バタフライ効果(バタフライこうか、英: butterfly effect)は、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象。
Wikipediaより抜粋

厳密にバタフライエフェクト(バタフライ効果)について語ると、恐らく専門用語とかが飛び交うことになり、私自身よく分からなくなるので、世間一般的にいうバタフライエフェクトの定義で話をさせてもらいます。

簡単に言うと、物事一つ、例えば今日の朝はご飯かパンか?
なんの変哲もない二択、どちらを選択するかでその後に起こる展開やその後の世界が大きく変わっていく、そのような現象です。要するにギャルゲーの選択肢。

これを先程までの話に当て嵌めると納得するかと思うのですが、そりゃ過去に戻って大きく選択肢を変えたらその先の未来も大きく変わっていくよね、と、つまるところそういうことです。

モルフォ蝶。綺麗だね

個人的にバタフライエフェクトってとても面白いと思っていて、それこそさっきの朝ごはんの話と似てくるのですが、今ふと考えた例え話です。

お昼に2Lの大きな飲み物を買おうと思います。
お茶にしますか?コーラにしますか?
あなたはそこでコーラを選びました。
ではお昼ご飯は、コーラに合う食べ物にしましょう。
あなたはそこでハンバーガーを買いました。
お昼ご飯がガッツリ系だった為、夜ご飯はさっぱりしたものにしようと思いました。
あなたはそこで蕎麦屋さんに入りました。
なんとその蕎麦屋さんで偶然にも小学校の頃の同級生に出会いました。

上のような例え話、もしお茶を選んでいた場合、お昼ご飯はお茶に合うおにぎりなどを選択していた可能性があります。
そうしたら夜はガッツリ食べようと考え、蕎麦屋さんでの出会いは無かったかもしれません。
そう考えると、一つの選択肢で先の先の未来まで変わっていく。そう思えるのも不思議ではありませんよね。
ただ、お茶を買った上でハンバーガー購入する可能性もある訳ですけど。

なので自分の考えとしては、このバタフライエフェクトというのは存在すると思ってます。
それが先ほどまで長々と語ってた、過去に戻ったら今の自分には戻れないよという結論に繋がる訳ですね。長かった。


その3:それを踏まえて過去をやり直したいか

結論としてはノーです。

過去をやり直すというのは今の自分を捨てるのと同義なのかなという考えに行き着きました。
その戻りたい過去より先の、たった今の自分自身へ至るまでに得た知識や技術、紡いできた縁などを全て断ち切る覚悟がある人は過去をやり直すことが出来るのでしょう。

そう考えた上で自分にはそんなことは出来ないな、という結論になりました。
捨てるにはあまりに大事なものを抱え過ぎたので。

ただ、よくある根性論みたいな話になるのですが、結局ここまで話したところで過去に戻る機会なんて無い訳で、じゃあどうするか?
それは、その過去に起こった後悔の記憶を踏まえて未来で同じような似たシチュエーションが起きた時に次は正しい選択を、あの時に出来なかったもう一つの選択肢を選べるかどうか、という話になってくるんですよね。

自分自身、過去に一つとても大きな後悔をして、割とここ数年まで引き摺ってきました。
しかし、運が良かったのか、まさに同じようなシチュエーションが起こったんですよね。
その時に過去の自分の後悔をやり直す意味でも、違う選択肢を選ぶことが出来ました
そしてやっと過去の後悔を晴らすことが出来た、今ではそう感じています。

決して過去は変える事が出来ない。
それは紛れもない事実なのですが、それを踏まえた上で未来に似たような事が起こり、その事象を乗り越えられた時、過去の後悔を精算出来る。
それこそがファンタジーじゃない我々の世界における、過去をやり直すという手段なのかなと考えました。



とまあ、これを語るまでに3000文字くらい使ってます。長すぎるだろ。

こういう取り留めない記事書いてる時が
割と充実してると感じるんですよね。


今を生きる

道徳の教科書みたいな見出しになりました。
そろそろ眠気が大変なことに。
最近はある意味昼夜逆転みたいな生活環境にいる為、これから就寝です。起きたらお昼。

うだうだ言ってましたが、今現在、色んな人と出会って、仲良くして頂けて、色んなコンテンツや作品、文化に触れて、様々な感情を日々発することが出来るそんな自分の日常がとても楽しく、素敵であるという再確認、そして感謝をするというnoteでした。皆さま本当にいつもありがとうございます。
心配しなくても今私は深夜テンションです。

最初の方の話に少し戻るのですが、そりゃこんなに今の日常を愛おしく思ってるのに、いきなり夢の中とはいえ、過去に戻り今の記憶が消えていくという体験をしたら、起きた時に怖くなりますよね。とまあそういうことでした。

夢って色んなものが見られて楽しいけど、もうちょっとマイルドでふわふわしたやつを求めてしまいます。わたがしを永遠に食べ続ける夢とか。

夢は夢のままで、過去はそのまま、今や未来を変えていけるような、そんな生き方をこれからの人生で意識しながら過ごしていきたいなと、そう感じた朝でした。


最後にもう一度、あなたに問いかけましょう

あなたは過去をやり直したいですか?

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