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ティーバック 担当:はおまりこ
「ティーバックのさ、あの紐の所あるじゃん」
「ええ…?!う…うん。」
「あれ、なんであんなに切れるんだろうね」
「切れる…の?ほどけるんじゃなくて?」
「ほどける?…ああ〜〜たしかにほどけるタイプもあるね。ほどけるのもほどけるのでなんかボロボロになるし、しかもすぐ茶色くなってヤダよね〜。」
「ちゃいろ…?…って!!ええええええ、そういうのまじで言わない方がいいよ?!」
「え?ならない?なるよね?」
梅雨 担当:羽尾万里子(はおまりこ)
しりとり手帖、第5回担当の羽尾万里子(はおまりこ)です。
第2回担当のかわかみさんと『BeːinG』というZINEを現在制作中です。
グラフィックデザイナーをしつつ、最近怪談を語ったりしています。
さて、しりとり→リカバリ→竜宮城→ウスターソース→すいみつに続くのは「梅雨」。
私自身の梅雨の思い出です。
今でも、梅雨の時期、雨の降る駅前を通る度に思い出す事がある。
あれは私がまだ高校生だった梅
おばあちゃんの鉱石博物館《怪談キキかじり②》
これは久しぶりに会った後輩のSちゃんに聞いた話である。
Sちゃん、最近、大好きなおばあさんを亡くされたそうだ。
89歳ながら大病もなくピンピンしていて、後10年は余裕で生きるだろうと皆が安心していた矢先の、急性心不全での突然死だった。
周りからは「大往生だったね」と口々に言われたが、あまりの急な別れにとてもそんな風には思えず、静かに棺に眠る祖母の顔を見ては、まだまだ長生きして欲しかったと
『自販機前にて(前半)』 《怪談キキかじり①》
まえがき
初回にお送りするのは最恐戦の応募動画で話したお話。
実はこのお話、応募動画では全体の半分までしか語っていないのです!
その続きも含めた完全版は『BeːinG』の《怪談キキかじり》コーナーにて掲載予定です。
ということで、『BeːinG』の試し読みも兼ねて、応募動画で話した半分までの内容をnoteにて先行公開させて頂く事になりました。
この文章を『BeːinG』用に先に書いていたので、
《怪談キキかじり》、はじめます!
こんにちは!はおまりこ(羽尾万里子)と申します。
普段はサモエドを飼いながら、2.5次元演劇やミュージカルの宣伝ポスターなどのビジュアルデザインをする事務所をやっております。
今年秋に怪異とあそぶマガジン『BeːinG(びいいんぐ)』というZINE(個人誌)を発行しようとせっせと準備中でして、その宣伝だ!と自分を奮い立たせてようやく思い切ってチャレンジできた怪談最恐戦2023にてまさかの本戦に進
noteはじめました。
これまで書き始めても書き切らず、
下書きをネタ帳がわりにしか使えていなかったnoteでしたが、
この度改めて始めてみようと思います。
人からお聞きした怪談や、これ面白かった!という作品レビューなどが主になる予定です。
面白い企画にも混ぜて頂いて、ワクワクが止まりません!
どうぞよろしくお願いします。