noteはじめてみた

よくわからないままはじめてみたものの、ざっと自己紹介みたいなものを書いてみます。

ハンドルはMujikと書いて「むじ」と読みます。

子供の頃から音楽が好きなのが根本だけど、言葉の由来としては英語のMusicとドイツ語のmusikをもじってつけた造語です。

造語なので検索とかでも差別化できて検索しやすく、なおかつ利点としてはキーボードでタイプする際に右手の指をほぼホームポジションから動かさずにタイプできる(右手人差し指をJに置いた場合に人差し指と中指だけで一瞬でタイプ可能)ということがあります。

私は高校の頃フリマで手に入れたアナログモデムをきっかけにパソコン通信をやり始め、主に無料の草の根BBSと呼ばれる掲示板群をよく利用していました。

パソコン通信は基本的に今当たり前にあるWebブラウザのようなGUI(GraphicalUserInterface)ではなくCUI(CharacterUserInterface)が主流でしたので、チャットなどは爆速でログが流れていきます。

当時特にタイピングなど習っておらず、使っていたマシンも富士通のFM-TOWNSというもの(当時の主流はNECのPC-98シリーズ)でキーボードレイアウトなどが特殊だったけれど、右手でマウスを使いつつタイピングはほとんど左手だけで完結させる不思議なチャットスタイルでした。片手で入力が完結できるのは便利です。今はホームポジション式で両手を使ってはいますが、やはりなるべく文字入力は簡潔に行いたいという考えがあるのでハンドルネームもその考えに基づいて片手ですぐタイプ出来るものになりました。

ちなみにその頃のパソコンは主にCUIベースでしたがFM-TOWNSとAppleのMacintoshはマウスで操作できるOSで、FM-TOWNSはMS-DOSというWindowsの先祖のようなものの上で拡張的に動作していた為にMS-DOSも使えてFM-TOWNS独自のグラフィカルなソフトウェアも使うことが出来たので、一般的にはマイナーなマシンではありましたがあれを使っていて良かったと改めて思います。

当時では珍しいFM音源+PCM音源内蔵&3万2000色カラー対応&CD-ROM標準装備、拡張スロットでMIDI音源などにも対応可能という、何かものづくりをするには最適なパソコンでした。高校入学時にパソコンが欲しいと思ってAppleのMacintosh ColorClassicIIと散々迷って決めました。

バブル期後半だったと思いますが40万弱の価格でIntel 80486SXというCPUとメモリー標準2MB、FDドライブ、CD-ROMドライブ搭載というスペックで、その頃シェアを占めていたNECのPC-98シリーズよりダントツに高性能でした。(同時期の主流であるPC-98シリーズは基本メモリー640KBで記録デバイスは主にフロッピーディスク、表示に使えるのは最大256色)

初めて使ったそのマシン、しばらくは保管していたけど東日本大震災の少しあとに引っ越しの際に大きさの割に異常に重たいこともあり梱包が難しかったので泣く泣く処分となりました。別途外付けにしてたMIDIボードだけでも引っこ抜いてとっておいたらそのうち中古で本体買って使えたかもしれないけど。

パソコン通信をやり始めた頃のモデムの通信速度は1200bpsです。一秒間に約1KBのデータを送受信できるという速度です。誤表記ではありません(笑)

当時は文字主体でのやり取りがほとんどで、単純なチャットや文章の送信ではこれでも十分でした。後に技術が進化していき、アナログモデムは最終的に56,000bpsにまで通信速度上限が向上しました。私が最初に使っていたモデムの実に45倍以上です。通信技術が発展していくまっただ中で青春時代を過ごしていたなぁと実感します。

ハンドルネームの由来から大幅に道を外れてしまいましたが、このように私は昔から「なんかちょっと新しいよさ気なもの」に心惹かれる傾向にあるようです。

好きなアーティストとしては小学生の時にカセットで聴いてたTUBEだとか尾崎豊だとか、キャプテンE.O.きっかけで聴き始めたMichaelJacksonとか、映画「ぼくらの七日間戦争」をきっかけに関心をもったTM NETWORKなどがあります。

FM-TOWNS向けに定期的に発行されていたフリーウェア集に収録されていた、レイトレーシングソフトやモデリングソフトもいじっていたことがあり、映像の特殊効果やCGにも興味を持ち独学で趣味としていろいろ作っていました。その頃の使用マシンのスペックではVGAサイズ(640x480ピクセル)の3DCGを演算させるのに3日以上かかってましたけど…

FM-TOWNSというマシンは幸いWindowsにも対応していたため、このマシンを使っていたおかげでMS-DOS3.1,MS-DOS6.2,WIndows3.1,WIndows95など汎用性の高いOS用のソフトをいろいろ使えたのも良かったなぁ、と。

その後高校卒業後は専門学校でコンピュータ・ミュージックを専攻し、そこで高校入学時に迷い迷って選ばなかったAppleのMacintoshを初めて使うことに。

実技の授業で使うマシンが全部Macintoshだったのでバイトで貯めたお金で入門用のディスプレイ分離型のMacintosh Performa6260を購入。当時のOSはOSXになる3世代前の漢字トーク7というものでソフトやドライバとの相性問題が出やすく、よくフリーズに泣かされていました。ボン!という音と共に無情にも表示される爆弾マークがトラウマになっていた人も少なくありません。結局専門学校の卒制提出2週間前にフリーズでデータ全部飛んだりとか。

今のMacのようにほぼフリーズ知らずな感じになったのはMacOSXになってからですね。ありがたいことです。それでもやはりデータで作品を作る時は"1にセーブ、2にセーブ、34が無くて5にセーブ"ですけども。

こんな感じで割と同年代の人に比べると初期からパソコン機器に触れており、小学校・高校で吹奏楽をやったり高校の時にパソコン通信の同人ゲームサークルで音楽担当したりそんなこんな、あれやこれやで電子音楽が好きです。(無理やりまとめに入る)

専門の時に学科のプロデューサー的ポジションにYMOのマニュピレーターをやっていた松武秀樹さんがいらしたり、姉妹校での特別講義で冨田勲さんのお話を聴いたり作品に触れることが出来た経験は宝物です。

最近になって気に入ってイベントなどに応援しにいく人にDJさんが増えた関係で自身でもDJコントローラーを買って曲を繋いだりもするようになりました。あとやはり独学ですがイラスト描いたりもします。中学生ぐらいからちょいちょい写真も撮っています。

いろいろ幅広く関心を持ちすぎてそれぞれがあまり深められないのが悩みどころですが、それが私です。

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