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【週末イッキ観_002/150】

prime video/ドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』s1:60m x 8ep

金持ちお嬢様主婦(2人の子持ち)が、夫から別れを切り出されたのをきっかけに、スタンダップコメディのスターを目指すというお話。

ただバカらしいコメディじゃなくて、人前で笑いを取ることの難しさ、コメディアンの厳しさなんかも描いていて、グッと引き込まれました。
どうやら「笑える作品」の自分の好きなパターンは、分ごとに笑える漫才のような会話が終始続いていて、急に本質をついたシーンが挟まって、読後感として考えさせられる物語なんだなと気づいた。あれ?基本全部これか?王道か?

怒りや悲しみって長く続く感情だと思っていて、例えば映画やドラマのテーマとしては本質的で深淵で、カッコイイなーと思うんです。それに対して笑うって、とても刹那的で、読後感としてもなかなか残りにくいものだと思うんです。そんな短い感情だから、絶え間ない笑いって(そのドラマの中で)常に新しいものを作り続けなきゃいけない。でも読後感を本質的な何かに預けて、「今日も面白かったでしょ?明日はどうやって笑わそうかなー」みたいな、笑いってなんか潔さがある。だから美しい、だからカッコイイ、そう思っています。w

コメディって謳っている「笑える作品」は、基本カッコイイ!


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