【毎日映画_0056/1000】8/25_『マッチポイント』
今まで観てきた映画ではあんまり思わなかったんですけど、スカーレット・ヨハンソンがめちゃめちゃエロかった。ようやく映画観るのに肩の力が抜けてきたのか?
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『マッチポイント』(2005)
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
主演:ジョナサン・リース=マイヤーズ
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〈ストーリー〉
元プロテニスプレイヤーのクリス。自分のキャリアに限界を感じ、テニスクラブで教えるようになる。そこで出会った上流階級のトムと親しくなり、トムの妹・クロエと付き合い結婚。トムの父の会社で働くこととなり、重役に。
一方、トムのフィアンセで女優志望のノラにも強く惹かれていく。トムの母がノラを激しく嫌ったため、トムとノラの婚約は解消。クリスとノラは急接近していく。そして思いも寄らない結末を迎えることに。
これは幸運なのか、悪運なのか、という話。
〈感想〉
運と呼んでいいのかわからないんですけど、運って2種類あると思っていて、ひとつは「勝負は時の運」的な一般的なヤツ。
この映画の冒頭にもある、テニスボールがネットに当たって、どっちに落ちるかで勝敗が決まる、とか、ジャンケンの勝ち負けとか、そういうの。
この映画、そのテニスの話ではじまるもんだから、主人公の男が、恋をしたり結婚したり、なにか自分で決めた選択の結果が運であるようなストーリー展開に見えるんです。
なんか最初、このダメ主人公に共感してたんです。わかるわーとか、そうそう、最終的には運に左右されてしまうんだよなぁーなんて。よくはないけど優柔不断なんだよなーとか。
ここでようやく、ん?てなりました。
優柔不断で運とかいってるヤツ(自分も含めて)それ、生きてないですよね?
自分で考えて行動しきっていない、結果も責任持たずに人任せ。。
最近この感覚を味わったので書き始めたんですけど、うまく伝わってないよなぁ。
こないだ、受付でチケット買おうとしたんです。で、誰か観たい人いるかなと思って、2枚注文したんです。そしたら後ろから、それ、1枚わたしの分だよね?と一緒に並んでいた知人。
咄嗟にそうだよって答えてしまって、ホントはもっとこの演目を観たい人、観るべき人に観てもらえたかもなのに、自分が流されたばっかりに、あーあ、運悪かったな、って。。
最後の最後まで頑張って(いや、頑張ってなくてもちゃんと自分の意志で行動して)運を語るのはいいけど、
この主人公みたいなものを運とかいって、なおかつそれに共感してるヤツは人として死んでるよ、っていうサスペンス映画でした。
あー、ちゃんとしよ。
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