【観劇_0005】8/22_第19回 東京03 単独公演『自己泥酔』

今日はキタローさんと東京03観劇なので、予習としてDVDを。

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第19回 東京03 単独公演『自己泥酔』

第19回東京03単独公演「自己泥酔」

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面白かった。

タイトルで気づけばよかったんですけど、まだ生傷の自分には痛いテーマで、最初観てて心が折れかけました。
人のためとかいって、結局自分に酔っちゃう男が目白押し。
このテーマに対する基本的なツッコミは、「結局自分やん？」なんで、ホントは凹んで鬱になっちゃうトコなんですけど、でも、笑っちゃう。
「最後は笑いに変えるから」で、もう『チキンライス』2番の世界同様、笑っちゃうんですよ。

「笑い」って、本当に偉大です。

ボケに対するツッコミの多くは「！」だと思うんです。
こんな不思議なこと言いましたよ、に対してビックリを強調したり、忘れてるかもしれないけど、こんなんありますよね？に対して「あるある！」って言ったり、常識と思ってることの中に違和感見つけましたよってことに、ほんまや！って（ここが笑いどころですよって）ナビゲートしたり。

東京03のコントって、ひとつ手前のレイヤーから、笑いを深くしてると思うんです。
めちゃめちゃ細かく状況を設定して、そこに対して「それっておかしいよね？」というツッコミを投げ込んでくる。つまりさっきのボケの部分をツッコミに使っていて、お客さん各自に「！」を出させるスタイルかと思うんです。
東京03のツッコミは「？」で、その先、多くはツッコミが担う「！」の部分をお客さんが楽しむ。
だから設定の隙がないようにないように組み立てて、お客さんの想像しやすい土壌を作って、つっこんだときに、すんなり「ほんまやー！」ってなって可笑しい。
ストーリーテリングの技術力の高さが絶品です。

今日も「ほんまやー！」ってなって大爆笑してこようと思います。