朝に起きた、ゴミをだした、日光にあたった、洗い物をした、6000歩あるいた、風呂に入った

タイトルは今日できたこと、少し前まで1つもできない日が多かった事だ。

掃除は今日はできていない。
なので少し散らかってしまった。
掃除を意識して生活の中に入れていかないと、ちらかる。
整理された状態を保てないというか、ものをあるべき場所に戻せない。
今この文章を書いていて、1日でかなり散らかった事に気づいたので少しだけ片付けた。

どれもこれも多くの人が当たり前のように毎日やっていることだと思う。
でも自分にはできていなかった。難しくてできないんじゃなく、なんとなくできないというか、難しくはないのだけれどやらないまま1日が過ぎていた。

さらには、去年の夏頃までニートなのに毎日アルコール漬けだった。起き上がれない日もあったし、苦しくても飲んでしまう。飲んで吐いて唸っている間に1日が終わる。急性アル中のような症状に何度もなったし、何度も死を覚悟した。別に死んでも良かったし。

日中はうなされながら眠り、晩ごはんだけ作ってまた飲んでの繰り返しだった。

ワクチンの摂取のために10日ほど酒を抜いたら飲まなくて平気になった。

アルコールに逃げたいとは何度も思ったが、飲む日が何日か続いたらまた飲み続けてしまうだろうと耐えた。飲んでしまった日はそのまま限界まで飲んでしまった。節酒は無理だと思った。

今は母が居ないので、アルコールに逃げたいとは思わなくなった。母が戻ってくるかもしれない現実は逃げてしまいたいほど恐ろしいが、私がまたアルコール漬けの状態に堕ちてしまったら「社会復帰したいから母を入院させてくれ」なんて父に言えなくなってしまう。

将来を感じさせる人間に戻らなくてはいけない。
少しでも身なりを綺麗に、物事をよく考え、よく動き、体力をつけていかなくてはいけない。

酒をやめられた、家事は以前よりも色々こなせている、少しずつ家が片付いている…私は正常に戻りつつあると思われていたい。


私は何の精神病でもないし、なんの障害もない。

心療内科や精神病院に1度も行ったことがないからだ。

それでも、なんとなくおかしかったのはわかるし、自力で回復してきたのだという事もわかる。

病気だと思ったから、病名をもらって楽になりたいと思った事もある。病気のせいにしてしまいたかった。投薬で楽になれるとは今でも思っていない。

自分自身だけ楽になることはあったも、今よりももっと人に迷惑をかけてしまうようになるかもしれないという思いもある。

薬を飲んで真人間のフリができるようになった人もいるんだろうと思う。その例を見たことがないから知らないだけで。努力して痕跡を隠しているから他人の私が知らないでいられるだけで。

私は病名もついていないのに、もしかしたら最初から何の病気でも無かったのかもしれないのに努力ができていない。
今も昔も、私の努力ですべてが決まるんだろうに努力が足りないような気がしている。

今の状況だって「精神障害のある母親との生活の辛さから酒に逃げ、廃人のような生活をおくっていましたが、なんとか立ち直り社会復帰を目指しています。今は自分なりに力いっぱいの努力をしているんです」と言ってしまえば頑張っているかわいそうな人に見えなくもないと思う。

でもこのnoteではそんなふうに取り繕う必要はないと思うので言わない。

私は努力が足りないだけの言い訳ニートだし、体力がないのも自分のせいだ。そう思うからそう言える。そういう場所が私には必要だったと思う。

私はこれから、前にすすむためにはその建前というか、嘘ではないもっともらしい言い訳にお世話になるんじゃないかと思う。
要は「私はわるくない」だ。

どうしようもなかった理由、いいわけ、そんな事をつらつらと並べて自分の評価を下げないようにする。
全部本当だけど、嘘をついているような気分になるいいわけ。

せめてここでくらいはせずにいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?