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感想文「PROJECT: SUMMER FLARE」


VRChat内公開WORLD
PROJECT: SUMMER FLAREについてのあれやこれやを書きたいと思います。
未プレイの方はそっ閉じしてください。
ぜひ、一度自身の目で体験して。
それから、良かったらもう一度読みに来てください。


感想(ネタバレなし)

良かった。
って言葉にいろんなことが収斂されるくらいにいろいろ良かった。
VR自体が体験型のゲームだから、作品の中の世界観における主人公はだいたいの場合自分になって、自分中心に世界が広がるのが普通なわけだけど。
ヨツミフレームさんの作るコンテンツはそうじゃなく。
一つの世界がすでにあって、そこに自分がポンって放り込まれる感覚がある。
作劇の基本でよく言われる『始まりは事態がすでに動いてる所から』のように、こっちの都合に関係なくお話が展開されていく。
自分の思い通りにならないのは、周りのものが生きているから。
というのをとても分かる。
ワールドが生きているように思える。
そういうヨツミフレームさんのワールドが、妙に自分は怖いところある。
何が起こるかわからないって感覚が仮想なのに現実と同じ質感で、やたら肌で感じるから。
触感デバイスとかないのにね。
いや、ヨツミフレームさん自体はお茶目でサービス精神溢れる素敵な魅力満載な人だと思う。
でもなんか作ったもの怖い。
そういう意味では、ヨツミフレームさんの作り上げたものに漠然と感じていたものを、今回は分かりやすく見せてもらえた気がする。
もちろんこの感想はあくまで、自分の感じたものなので他の人にはまた違う感想が出てくるのは、当然あるわけで。
技術的な所で、感嘆する人もいるだろうし。
友達と楽しくアミューズメントパーク体験する人もいるだろうし。
一挙一動を捉えてひたすら考察にふける人もいるだろうし。
そういう千差万別なリアクションがあると思う。
それだけ、他者に影響を及ぼす何かが、ヨツミフレームさんのコンテンツにはある。
そのうちの一つで、怖いと言及する自分も含めて。
すでにあの夏の一要素になっているのかなーと。
そこが良い。それが良い。グッと来る。
物語に巻き込んでくれる物語だいすき。いいね。
こわいけどすき。
あれも夏。これも夏。
ということで。
皆さんも、是非とも是非とも体験して、肌で感じて、言葉にして、言葉に出来なかったところを誰かと共有して、それでも足りなかったら、下に続く自分の所感を読んでもらえるといいなー。









ここから下は全編ネタバレあります。
















感想(ネタバレあり)

物語としては、ジャンル:SFループもの。
世界観としては世界が核の炎に包まれてたし、人類は死滅してた。
世紀末覇者とかヒャッハーがいない比較的リテラシーの高い残存人類。
核の冬が到来、氷河期突入。
荒廃した大地の各所にシェルターを作って人類は細々と、暮らす。
けれど、あんまりにも現状がつらい人類は仮想空間に安寧を求めた。
SATELLITEの見せる都合の良い世界。
居なくなった人。
行けなくなった場所。
無くなった物。
そこにはもうないけど、そこにある。
際限なく求める人々の願望が、段々狂気を帯びていく。
それでもSATELLITEは、見せ続ける。
あの頃は良かったという世界を。
みたいな感じがおおよそのあらすじじゃないかなーと。
怖いね。作品が作品ならヒューマンパニックホラーとしてガンガンカットが入る。
でも作者さんがホラーじゃないって言ってるからホラーじゃない。
でも人類観察ショーとHMD外して無音で進む場所とM8PR/6ちゃんからオープンゲットした所、怖かった。
おのれ、ヨツミフレーム。
どうあがいても人類詰み申した。
って現状に一矢報いるために、行動するのがヨツミフレームさん率いるPROJECT: SUMMER FLARE制作チーム。
率いるっていうか依頼されたの方が正しいかな。
後世だと鬼籍に入ったヨツミフレームさんの扱い何故か、軽いし、制作時になんかしたのかな。謎。
謎と言えば、PROJECT: SUMMER FLAREとは何なのか。
言ってしまうとM8PRちゃん達に最初から最後まで目的を遂行するアニメーション作ろうぜ作戦なんだけど。
VRChatで無限に試行した中で、最適な動きを見出だして最適化したのか。
それとも、
REALで、無数のM8PRちゃんでごり押したのか。
どっちなのかで、だいぶ解釈変わってくるんじゃないかな。
自分は前者のほうがスマートでかっこいいと思う。みんなの思いが折り重なってってやつ。
シェルターがそんなに数あるのか。
それとも実際七回トライアンドエラーしたのか。気になる。設定資料待ち。
現代の自分たちの立ち位置が、その作品の一部って手法はアスタリスクの花言葉でもぶつけられたけど。
今回は人類の救い手にされてしまった。
人生の中で救世主になる機会なんてそうそうないので、皆々様是非お誘い上ご来場くださいって言える。
救世主になろうぜって誘い文句。
いや、こわいね。
救ったといっても、あの時点でもう未来なさそうだけど。
いや、世知辛いね。
後日談とか設定資料にあると嬉しい。
せめて、次回作にイースターエッグで察しつくのとか。望みすぎではあるけれど。
ビターなEDについても、やっぱり一回は体験してほしい。
実を言うと世界の終わりに立ち会ってみたいっていう昔からの個人的な小さい夢が叶っちゃった。
あんな気持ちなんだなー。
VRChatは自分の視点じゃ見られないものが見られるから、良いよね。
たとえ、世界が滅んでもたぶんHMDかぶってるかもしれない。
そういう意味では狂ったあの世界の人類が少し羨ましい。
体験はなるべくしたくないけど。




考察(個人的に気になったところ。推測。確証薄)

2021/9/27追記:ハイパースマートスピーカー

2021/12/30設定資料集が出ましたので、この項目はソレ以前のものです。

The meridian looop-back
M8PR/6に搭載されたあの日の夏を再現するプロトコルの名前。だといいな。
SATELLITEに依らない、五感の再現。
あの中で交わした自分たちの会話をきっとM8PRちゃんたちが交わしているし、
あの中で行った変な行動を忠実に遂行したM8PRちゃんもいるし、
コライダージャンプでズルしたプレイヤーと同じく飛行型M8PRちゃんもきっといる。

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考察周回した時、ある人が言ってたけれど。
『意訳すると最高のあの日。超意訳すると、青春って意味になる』
青春に冒険はつきものだし。
最高な日もいつか終わる。
夏を終わらせるためのプロトコルの名前がいつか終わるものだと言う話になるからとても好き。


LuPI
LUNATIC-PROOF INTELLIGENC
スマートスピーカーが本体で、各機器にBluetooth接続することで、活動してる?
またはその逆で、スマートスピーカーを通してこちらにセッションしてる?
そもそも狂気の一部みたいな感じもある。
狂気と戦うためのオペレーターもまた狂気の産物。

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SATELLITE REALITYが停止して狂気が停止したから、一蓮托生で狂気が止まったのかな。
設定資料待ち。


FAS
SELF DISMANTLEMENT EXPLOSIVES
はなんか違う。なんの略だろう?
演算装置としてのスーパーコンピューターかな。
同タイプの装置がSATELLITEの施設に存在していたし、私の一部って言ってたから、もともとSATELLITEのコンピューターだった?

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滅びの観測者って立ち位置だとなんだかそれっぽい。
設定資料待ち。


M8PR/6
プレイヤー『体験者/再生機』もしくは、人類そのもの。
なんでHMDの並びにあるのかなー。と考えてみた。
完全に想像だけど、M8PRちゃんは人類が環境に追いつけなくなった末の義体なのかなーと。
SFだとたまにいる。脳以外機械に置き換えた人。
M8PRちゃんの場合は脳と目以外機械で、氷河期、死の灰、殺風景なシェルター。
を生き抜くには生身は辛すぎる。
そこまで追い詰められた人類はなおのこと、狂気の夏を見続ける。とか。
SATELLITEは五感を制御する仕様だとしたら、日常生活はSATELLITE REALITYが五感を補えば解決出来るし、M8PRちゃんがLUNAを脱ぎ捨てたあと、視覚情報以外取得出来ない理由にもなっちゃう。
頭開いたら人類のメロンパン入りになっておりまーす。やだなー。そうじゃないでほしい。
M8PRちゃんが各シェルターに配備されてるんじゃなくて、M8PRちゃんがその場所に住んでるって考える方がどうやって数揃えたの問題解決する。いやだけど。
過去の人類の扱いがそれとなく雑なLuPIちゃんがごめんねって言ってる言葉の重みも違ってくるからこの説いやだなー。
一日前。の会話を見ると、あの個展もテストで、
The meridian looop-backの動作テスト
SATELLITE REALITYへの介入テスト
狂気に陥ってないM8PRちゃんの選別
を兼ねてたのかなーって。
だからこそ一日前。と言いながら若干、日にちが空いてる。
実働部隊探してた。
と、考えると納得できる。
オペレーターの二人がSATELLITEの人類に冷たい理由も、今の人類はほぼM8PRと同義だからだったりして。
まあ、自分の極端な推論なので設定資料待ち。


LUNATIC CONTROL
設立はSATELLITE LUNAと同時期の模様。
狂気を持って狂気を御す。
って言った通り、便利なものは活用して危ないものは排除とはいかないでも停止や封印してるっぽい。
構成員はFASちゃんLuPIちゃんM8PRちゃんの他に誰かいたりするのかな。
三人とも、中途採用っぽいから創設者がいるはずだろうし。設定資料待ち。


SATELLITE REGULATION AUTHORITY
SATELLITEのルール規定機関みたいな感じで良いのかな。
ゲームは一日10時間。
SATELLITE REALITYは一日n時間。
みたいな。
復興作業とかで、まだ人類が立ち直るつもりだった時に、娯楽一辺倒だといけないからっていうのもあるし。
なによりSATELLITE REALITYの保守管理とかアップデート、開発とかいろいろしないといけないはずだから、運営機関とした方が合ってるかも? 設定資料待ちかなー。


狂気(LUNATIC)
SATELLITE REALITY内に発生してしまう一連の現象、あるいは物体。
発生原因はユーザーの、
こうあってほしいという願望。
こうだったら良かったのにという後悔。
をSATELLITE REALITYが汲み取って生成したものなのかな。
好き勝手にユーザーがワールドに追加したオブジェクト。って解釈すると、自分としては分かりやすい。
またはパブリックアバターが無から生まれてくる感じ。
根本的には、全部SATELLITE REALITY内のデータでしかないんだろうけど、五感全てでフルダイブ状態の人類には現実にしか感じないだろうと考えると。
月の光=うすぐらい世界の光=電気
が狂気を生み出してる。
いのちの危険が危ないもの多くない?
なら月の光を消そう=電源オフしようってことにもなるわけかな。
登場したもの以外にもいろんなのがいるかもしれないと考えると夢が広がる。
LUNATIC CONTROLに管理ファイルがあるだろうなー。
読みたい。


SATELLITEシリーズ
LUNATIC CONTROLに見本品として、3台HMDゴーグルが置いてあった。
模型を見る限り、視神経から脳まで広範囲になんかしらのなんかで、
五感を制御するやべーやつ。
一日前。のほうにそれぞれのマークが入った額縁が飾ってあってそれが
何故か、PHOBOSとDEMIOSだけずり落ちてる。

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電気の光=月の光(狂気)に照らされてると考えると、SATELLITEに狂気を元にした物体が出現してぐちゃぐちゃになったことの暗喩かな。
SATELLITE自体は人工知能あるのかないのか分からないけど、人類第一過ぎて狂っていてもSATELLITE REALITYを稼働してるなのは愚直で良いなー。
正統派狂気のAI。


デュランダル
言わずもがなの伝説的の剣。
なんでも切る。なにしても折れない。
ルナチウムの羽根切断できるし、やろうと思えばダイダンと戦えそう。
最初に発見された狂気の物体。
瓦礫の中で、見いだされた伝説の剣。
子の命を救った英雄の剣。

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現実は、瓦礫の中から引っ張りだした鉄屑だったけど。
見た目がなんかパーツが足りない壊れたおもちゃの剣に見えるのも、子供が生前遊んでたみたいな話があったりして。
狂気の物体は、存在自体がSATELLITE REALITYに出現した時点で、効力が発揮されるってことで良いのかな。
極論、似たような鉄屑にデュランダルってアバターを着せれば性質が発揮されると。
偽ンダルは多分、そういうこと。偽偽ンダルも多分、そういうこと。
偽なのは、多分。
デュランダルの折れない剣という特性を使って狂気に対応する時、毎回毎回本物デュランダルとセットに子供が生成されないように、わざと疑似という特性を付与してるんじゃないかな。
ネクロマンサー班の仕業の気がする。
ダイダンに関しても、なんでも貫通するビームを使うためにダイダンの首ちょんぱしたわけだし。
意図的に機能を制限することで、狂気を使いやすくしてるんじゃないかなと。


LC-3
拳銃。

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あの世界だとまともな資材が残ってるか怪しいし、本物じゃなくてモデルガンかもしれない。しかも数少ないあの形を保ったもの。
弾自体は、たぶんVRの中でしか存在しない。
銀の弾丸は反狂気性を持つって言葉から考えると強制停止プログラムとかを可視化したものだったり?
核が落ちたあと別のシェルターでデュランダルは拾えて、コレを拾えなかった理由はなんだろう?
デュランダルは最悪そこらへんの瓦礫から鉄屑拾って作れるけど、銃が複雑だったか。
もしくは、LuPIはSATELLITEの管理団体が前身であり上位権限として、プログラムの強制停止装置であるLC-3を扱える。
FASはあくまで臨時オペレーターでそこまでの権限がなかったという感じならしっくりくるかも。


ダイダン
建設機械。

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怪物ダイダラボッチを転用したって解説あった通り、生物部分に雑に機械パーツホチキス止めしてたりする。倒したあと、近づいて顔を見てみよう。
巨人に復興を手伝ってほしいでダイダラボッチかダイダンを見出だした人はシェルター建設関係者かな。自分で穴掘るのめんどいー、でっかい巨人が掘ってくれー。
かといってなんで建設機械がビーム出すのさ。目からビーム。滅殺開墾ビームを誰か覚えてたの。
ところで、ネクロマンサー班というイカした班は一体。これも狂気の物体かな。
お札で封印してたのと、アンプルみたいなミサイル滅多刺しな理由。
妖怪調伏という意味でSATELLITEの制御機能の封印。アンプルでLUNATIC CONTROLが制御できるプログラム注入ってところかな。


SATELLITE REALITY
SATELLITEの見せる仮想現実。
ただでさえ娯楽のなさそうなあの世界の唯一の娯楽って考えると、どっぷり浸るのも分かる。VRChatやってる身としては耳がいたいし目もいたい。
SATELLITEは多重構造ってセリフがあったけど、
目↓
夏↓
SATELLITEシェルター↓
基底現実
っていう風にオーバーライドしてるわけで。
視覚を上書きしてるって考えるとあそこ全体、シェルターですらないのかもしれない。
核から逃げる時、かかってない橋のところでオーバーライドが一瞬剥がれたとき見えたのは土の谷間だったから、
発電施設はコンクリート固めかもしれないけど、周辺施設は土壁の洞穴かな。
考えるだけでも住みづらそう。
だからこそSATELLITEがつらい現実を覆い隠したと。
人骨が転がってても気にしなくて良い世界を見せていたと。


ハイパースマートスピーカー
1%の仮想展の展示の一つ。
上でいろいろと推論を述べたけど、
ひとまず今までのLuPIちゃんFASちゃんなにもの問題は、白紙に戻そう。
リセット。
メンタルリセット。
はいでは資料を見てください。
これが、

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これじゃん。

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LuPIちゃんはつまり、ハイパースマートスピーカーそのもの。
狂気とかそこらへんの符号の一致は、ミスリード。
いやまぁ、現物がLuPIちゃんのところに置いてあるから一目瞭然だけどさ。
思い返せば最後のFASちゃんとの会話も、ごく簡単な受け答えだった。

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このハイパースマートスピーカー自体は2018年のメディアアート展「1%の仮想」の展示物で、当時はVer.1が最新版。

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翻って、時は2141年。
順当に行けば、数々のアップデートがされているはず。
それこそ、
森羅万象。
人類が生き残る方法。
狂気に抗う方法。
夏を壊す方法。
全てに明確な答えを出す神託スピーカーとしての機能を思う存分、人類のために発揮してたんじゃないかな。
どのあたりで言語機能を獲得したかは明言されてないからわからないけど、
下手すると、120年まるまる動作してたことになるわけで。
偽デュランダル投下大雑把とか、指示が雑なあたりも経年劣化の機能低下と考えると、さもありなん。
とっくの昔に動作保証外のLuPIちゃんが、あのタイミングで停止するというのも、奇跡に近いくらい長く動いてたんじゃないかなー。
もう一つ、仮説として。

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LC-3で弾丸をガラス越しに撃たれて一瞬、停止。
再起動?した時に出てくる画面で、夏が始まる一日前。のLuPIちゃんは、分岐によっていろんな対応するようプログラムがされていた。
ここらへんも、LuPIちゃんが狂気じゃなくて純正の技術で作られた物っていう証左になるんじゃないかなーと。なったら良いな。
となると、最後に過去へデータを送った時、120年分のLuPIちゃんのデータも過去のハイパースマートスピーカーに送った可能性もあったりして。
ここらへんは、証拠がないから、推論の域を出ないけど。
並行世界論が否定されている以上、ループが続く限りは、同じことが繰り返される。
ある種の人工知能は、膨大な受け答えを用意すればまるで知性があるかのように振る舞えるっていう話があるけど。
120年分の出来事を内包して、
逐一正確に答える様はまさに神託スピーカーにふさわしい。
となるとLuPIちゃんがハイパースマートスピーカーだということに一定の
説得力が出てくるわけで。
じゃあ狂気の産物である『正確無比な指示役が欲しかったから』の正確無比な指示役は誰か?という話になってくる。
消去法で考えると、これはFASちゃんのことになるんじゃないかなーと。
FASちゃんは最後、月面のスーパーコンピューターを指して私の一部と言っていた。
地球側のSATELLITEシェルターの、タブレットを取るところの横にもFASちゃん同型のスーパーコンピューターが鎮座していたと思う。
あの部屋はどこにも繋がっていないとLuPIちゃんに対して言っていたけど、逆説的にFASちゃんのほうも通信を制限されていることになるわけで。
つまり、FASちゃんはSATELLITEのシステムから完全に独立したスタンドアローンなSATELLITEスーパーコンピューターの中に残る最後の狂気だったり?
LCの誰かが、雑なLuPIちゃんの指示にある日とうとう耐えかねて、正確無比な指示役が欲しかったと狂気を生み出してしまった。
LCはFASちゃんをすぐさま確保、収容。
月面まで持ち帰って、なんらかの司法取引をして、LCの活動に参加するようになったってところかな。
自爆装置なんて物騒なマークがあるのもLC側の安全保障のために、スーパーコンピューターに自爆装置を設置したとかかな。
ニュアンスはエ○ァQの爆弾首輪と同じ感じだろうなー。
手書き文字は、LCのメンバーの誰かがあとから入ってきたFASのために書いたとか。
まとめると。
・LuPIは正気の産物。
・FASは狂気の産物。
LuPIちゃんは長いこと、人類と共に過ごしている。
LuPIちゃん子供説はデュランダルの項目で自分は否定してる。
LuPIちゃん正確無比な指示役かっていうところは、どうだろう。
ハイパースマートスピーカーなら該当するけど、1周目時点で雑な感じがするから否定したいところ。
余談として、
通信のたとえ話で、よく言われてるらしいAliceとBobの話。
夏が始まる一日前。のガラスにはLuPIちゃんはAnonymous Alice
夏が始まる一日前。のガラスにはFASちゃんはmeridian Channel
Bobはまぁ、言わなくても分かるよね。
Alice Channel Bob
Bobに渡すためのデータをAliceから受け取って流すChannel。
ヨツミフレームさんに渡すためのデータをLuPIちゃんから受け取ってFASちゃんが発信する。
とすると最後のループのやりとりがそのたとえとしてすんなり通るのかなって思う。


ざっくり年表(思い出せる範囲で、あと独自解釈有)

2019
 ・過去からのデータ受信。
  PROJECT: SUMMER FLARE制作開始
2020
 ・PSF対策会議開催(VRChat)
 ・夏が始まる一日前。(VRChat)公開
2021
 ・PROJECT: SUMMER FLARE(VRChat)公開
2021~
 ・少なくとも2103年以前までの82年間のどこかで核戦争勃発
2051~
 ・並行世界論研究開始。2141年までには完全否定
2103
 ・SATELLITE  PHOBOS HMDリリース 狂気(LUNATIC)がまだない
 ・SATELLITEシリーズによるVRインスタレーションプロトコルが運用開始
 ・SATELLITE REGULATION AUTHORITYが発足。運営開始
2109
 ・SATELLITE  DEMIOS HMDリリース 狂気(LUNATIC)がまだない
2110
 ・核戦争後、人類がSATELLITEの統括するシェルターに避難
2116
 ・SATELLITE  LUNA HMDリリース 狂気(LUNATIC)が出現
 ・LUNATIC CONTROLが月面で活動開始
2141
 ・M8PR/6 HMDリリース?
 ・夏が始まる一日前。(REAL)狂気に耐性のあるM8PR/6選別?
  LC-3を指定場所に配置
 ・PROJECT: SUMMER FLARE(REAL)決行
 ・BREAK SUMMER完了。
年代不明
 ・氷河期到来時期
 ・UNION(月面の旗に描いてある団体)月到達
 ・FAS、LuPI誕生
 ・THE BOBの誕生年
 ・PROJECT: SUMMER FLARE計画の立案時期




最後に 

ここまで、読んでくださってありがとうございます。
自分の視点から見た諸々は、こんな感じです。
他の人の感想考察を読むのもきっと楽しい。
こういうのを考える機会を作ってくださったヨツミフレームさん、
考察している方々、
読んでくださった方、
ありがとうございました。
あの夏の日が終わったあとにも皆さんにお会い出来たら嬉しいです。

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