グッドワイフ season2

第16話
北京大学で教鞭をとっていたシェン・ユアンは、ある夜逮捕され、北京第九刑務所に収監、五年にわたって拷問を受け続けた。原因はシカゴの友人のブログに書きこんだ「中国に民主化が訪れる」という文言。それが政府当局にバレ、国家転覆を謀った罪で逮捕されたのだ。シェンは検索エンジンのチャムハム社を告訴。匿名投稿したにもかかわらず、IPアドレス等の情報を警察に渡したためだ。しかし、世界的企業チャムハム社は現地の法律に則って事業を行っており、しかも、結果は予測できなかった。その主張を覆すのは至難だ。さらにシェンの本当の望みは、チャムハムのような会社が、活動家の情報提供を止める事。果たしてその結末は……。並行して描かれる、ウィル&ダイアンVSデリックの事務所乗っ取り対決と資金不足もあって完全に行き詰まったピーターの選挙とブレイクVSカリンダの最終決戦への道。それぞれがそれぞれに解決策を見つけ奮闘する「おめでとう回」とでも言うべき展開で、チャムハムの結末の記憶が飛びイーライの姿しか残らない。