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グッドワイフ season2

第9話
自宅に放火し、別居していた妻と新しいボーイフレンドを焼死させたとして、カーター・ライトが逮捕、起訴、死刑を宣告される。そして、死刑執行の日が明日へと迫っていた。弁護を担当するアリシアたちは再審を求めるが、実現の見込みはほとんどない。そんな中、ある書記官がアリシアに「追加の書面提出はないか」と電話をかけてきた。それはつまり、追加すべき事項があり、何か見落としている点があるという事だ。書記官がルールを破り、アリシアたちに死刑執行の停止を仄めかしている。提出期限まで9時間。弁護士たちは総力戦で資料の見直し、調べ直しを行う。しかし、アリシア、カリンダ、ダイアン、ウィル、それぞれの前にはそれぞれの壁が立ちはだかる。迫る制限時刻。死刑執行は止められるのか。9時間という張り詰めたタイムラインの中で展開する濃密なドラマ。各キャラクターそれぞれの葛藤と、極限状態ゆえにちらりと見える本音が散りばめられ、一話完結のテーマと連続ストーリーの要素を華麗に両立させている。神がかった傑作だと思う。死刑執行の担当官が人間的でいい。それにしても、どうした「グッドワイフ」。めちゃくちゃ面白い。

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