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グッドワイフ season2

第18話
30年前、女性マロリーを残忍な方法で殺害したジャービス・バウスが一週間後に拘束を解かれる。彼は自身の殺人を歌詞にしてミュージシャンに提供、曲は大ヒットし、印税だけで80万ドルになる。被害者の娘ロンダは、バウスに印税が入るのを止めようと裁判に訴える。弁護を行うアリシアたちだが、相手側は歌と事件は無関係と主張。カリンダたちは、歌詞の書き換えられた部分に着目。手がかりを見つけるのだが……。イーライにより選挙戦に巻きこまれ、大学もクビになったナタリー・フローレンス。窮地にいる彼女を救いたいとイーライは密かに彼女の弁護をダイアンに依頼する。ところが、彼女の父親が濡れ衣を着せられ逮捕。このままだと、移民局に通知が行き、父親は強制送還されてしまう。ダイアンは何とか差し止めようと奔走するのだが……。カリンダの真実がついに明かされ、ハラハラドキドキし、重いテーマの殺人者の歌案件でハラハラドキドキし、イーライおっさんの恋にハラハラドキドキする、縦軸横軸、そしてラブコメと殺人サスペンスーーどこかで聞いたような取り合わせだけれど、殺人の歌案件の解決がクルリとしていて見事で、ここ数話の中では大いに楽しめた。三つの要素が並行して展開し、それらが別に混じり合う事はない。このあたりのセンスはさすがというほかない。

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