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Twitterを凍結された話。

こんにちは。
最近、Twitterでは定期的に凍結祭りなるアカウント大量誤凍結が発生していますが、
それとはまったく関係なく、単独で2ヶ月ほど永久凍結されていたときの記録です。
(凍結されたタイミングはイーロンマスク氏TwitterCEO就任より前で凍結中に就任します。)

2022年10月10日夜、凍結

普通にスマホゲームをしながら合間にTwitterを見ていたところ、23時半ころに一番盛り上がる時間なのにツイートの更新が止まっていることに気がつきました。
22:19の相互フォロワーさんのツイートの後何も投稿がないのはおかしい。
もしかしたらTwitterの不具合かもしれないので、
「なんかTwitterが更新されないんだけどバグってる?」と投稿しようとしたところ、エラーで投稿できず。
ツイート検索をしてみると同じようなバグが出ている報告はなく、自分ひとりの問題のようです。
別件でメールチェック中に、Twitterからのメールに気がつきました。そのメールには
ご利用のアカウントは、Twitterルールに違反しているため凍結されました。
具体的な内容は次のとおりです。
永久凍結の回避を禁止するルールに違反しています。
新たなアカウントを作成することにより、永続的な凍結を回避しようとした場合は、新たなアカウントを凍結します。
このアカウント停止に抗議したい場合は、 サポートチームに連絡してください。

と書いてありました。
後にTwitterのタイムラインの一番上(固定)にも「あなたのアカウントは永久凍結されています」と表示されるようになりました。

私が投稿していた内容
・自分で撮影した馬や人形や日常の写真
・ゲームや文章のスクリーンショット画像
・日常のぼやき
投稿していない内容
・センシティブな画像
・転載画像
・特定の人への中傷に当たるツイート
・反社会的なツイート、およびリツイート
・BotやBotまがいの反復ツイート

謎の凍結理由

「永久凍結を回避するルールに違反で永久凍結」とは誹謗中傷などの違反を繰り返して永久凍結になったアカウントが凍結を棚に上げたまま転生しないように作られたルールだと思うのですが、
私は2009年から今のアカウントを使用しており(作成後数年はほぼ休眠アカウントでしたが)、新しいアカウントではなく、過激な裏アカウントを持っているわけでもないですし、逆に誰かのサブアカウントというわけでもありません。
誰か凍結されるまでの人のサブと判断されたのならひどい冤罪です。

凍結されるとどうなる

タイムライン(フォロー中のみ時系列):まず凍結直前の状態で止まります。何日かたつと古いツイートから徐々に見えなくなっていって、最終的には誰もフォローしていないタイムラインのようになります。
タイムライン(おすすめ):普通に見れます。フォローに基づいたおすすめもちゃんと表示されます。
自分のプロフィールのツイート履歴:通常のときの同じように、さかのぼれる限界(約3200件)まで見れます。ただし、画像は徐々に見えなくなります。
フォロー、フォロワー:0になります。
検索:ログアウト状態と同じような感じで使えます。また、検索履歴や保存した検索条件も使えます。ただし、結果をフォローしている人に絞ったり、自分のツイートを検索したりはできません。
エゴサ:自分宛ての他の方のツイートのみ見れます
DM:送信はできませんが履歴は見れました。

凍結されてどうした(異議申し立て以外)

・自分のツイートを可能な限りさかのぼって大事なツイートを文章コピーやスクリーンショットで保存した。
・タイムラインが生きているうちに1週間分程度さかのぼって大事なフォロイーさんのアカウントをメモした。
・検索でフォロイーさんの新規投稿されたツイートを読んだ。
・検索で凍結された方の体験記などを探して読んだ。
・インスタグラムのアカウントを開設し、Twitter凍結されたことを投稿した。
凍結解除されていないか確認のために今まで以上にTwitterを見るようになった。

凍結されたら異議申し立て

凍結されましたの案内に異議申し立てはこちらというリンクがあったので、メールを受け取った直後(2022/10/10)に1回目の異議申し立てを日本語でしています。
異議申し立てをすると自動返信メールが来ます。そのメールに「ここのメッセージに返信し、このメールアドレスが使用可能なことを確認してください。」と記述があったので「解除よろしくお願いします」と返信もしました。
対応まで数日かかるとのことでしたが、ネットでは何度もしつこく送ったほうがいいとの意見もあったので、1週間くらいは毎日1通程度の頻度で送っていました。
その際「文章を変える」「英語で送る」「送る端末を変える」「送り先を変える(英語版Twitterサポート)」と試してみましたが、いずれも自動返信メールのみで終わりでした。
ネットではTwitter本社にFAXを送るとよい(Twitter Japanはあまり対応してくれない)と書いてあったので、そこに書いてあった例文を参考に英語と日本語併記でオンラインFAXも送りました(2022/10/14)。特に返信等はありませんでした。

弁護士に依頼した話

しばらく待ってみても、一向に解決の気配がなく、毎日このアカウントは凍結されていますを何度も何度も見るのはかなりつらかったです。
ネットでtwitter凍結について検索して出てくるさまざまな手段をあらかた実行して成果がなかったため、最終手段ともいえる「弁護士に報酬を支払って解除依頼」をやることにしました(2022/10/18)。
弁護士事務所は「Twitter 凍結解除」で検索して上位のところを選びました。
あらかじめ金額についてはサーチ済みだったのですが…高いです
おそらく凍結したアカウントと今の電話番号捨てて作り直したほうが安いし早いです。
それでもお金を払った理由は今のアカウントと電話番号に圧倒的な愛着があったからです。

事務所までは簡単にいける距離ではなかったため、時間の都合の良い日(10/24)に電話にて簡単なカウンセリングをして、申し立てを行うに問題ないアカウントであることを確認してもらい、オンライン契約書にサインして、手付金と事務手数料を支払って契約となりました。
弁護士作成のきちんとした凍結解除依頼書類を国際郵便でTwitter本社に送ってもらいました(2022/10/26)
ただ、それでも解除される気配はなかったので、1週間に1回くらいの頻度で進捗を伺っていました。

11月上旬にTwitter社イーロンマスク氏就任と大規模なレイオフ(従業員削減)、および大量のクリエイターアカウントのシャドウバン解除がありましたが、こちらには特に変わったことは起きませんでした。

弁護士とは別に、一般のTwitterに詳しい方に有償依頼で、Twitterサポートとイーロンマスク氏のTwitterアカウントに「大切な友人(私のこと)が凍結されて困っています」という内容で英語でメンションしてもらいました。(友人に頼めば早いですが、フォロワーとは一切連絡が取れず、リアル知人にはTwitterアカウントを明かせないため)

2022年12月19日、突然の復活

凍結から2か月たってもなかなか復活せず、
弁護士事務所のほうの話でもここまで解除されないことはなかなかないとのこと。
弁護士事務所側で別のSNS凍結関係に強い弁護士にも手伝ってもらって「不当に凍結表示が出ているのを法的に削除してもらう」手続きを踏むことで解決に向かおうとのことで、(本来なら追加料金がかかるところを弁護士自身の勉強もかねて)事務手数料のみで受けてくれるということで、すぐに事務手数料を振り込みました(2022/12/18)。

翌日、凍結されたままでも見れるおすすめツイートを見ていたら、突然、
今までおすすめには出てこなかったフォロワーさんのツイートが出てきました。
ああそうそうと思いながらその人のプロフィールに飛んで最近のツイートを見たあとに、もしかしてとタイムラインを時系列に戻したら、
最近のツイートが少しだけ表示されていました。
「テスト」と投稿したら投稿できました。
Twitter復活しました!

復活後にしたこと

・復活しましたとツイート、およびインスタ投稿
・フォロワーさんの確認(元の人数に戻るまではちょっとかかりました)
・凍結中に参戦したイベントの写真を投稿
・凍結中におすすめやインスタで見つけた興味あるアカウントの新規フォロー
・Twitter投稿履歴のダウンロード
・弁護士事務所に報告と成功報酬の振込み(解除前日に払った事務手数料は結局手をつける前だったためその分は相殺した上で残額を支払いました)

本当に大変でした。
復活ツイートのリプライでも、なぜ私が凍結されたのかわからないとの声をいただきましたし、今でも何があったのかよくわかっていません。
ロシアンルーレットのような凍結祭りは勘弁してほしいものです。

ここまで読んでくれてありがとうございました。


凍結中に誕生日を迎えた時の1枚。年齢は秘密です。

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