見出し画像

新卒1年目がスポーツカーを買うまで

遡ること昨年1月、私は新卒1年目の身ながら600万を超える車の購入手続きを行っておりました。

決して給料が良い訳ではなく、一括で払える貯金がある訳でもありませんでした。
では、どのような経緯で車を決め、どのような支払いをしているのか?
車の購入を検討されてる方に少しでも参考にして貰えるように説明も絡めてお伝えします。

この車に決めたキッカケ

皆さんは車購入を考える際に何を基準に車を決めますか?
今の世の中の流れで考えると低燃費や収納性能でしょうか?

昨年の新車販売台数は1位からヤリス、ルーミー、カローラとトヨタ車3台が続きます。先述した低燃費や収納性能を重視した車達です。
ヤリスはハイブリッドになると燃費が36.0km/Lと、他車の追随を許さない程の低燃費を誇っています。
ルーミーも燃費はヤリスに及びませんが、その収納性能は自転車を楽々積めるほどです。

では、私が何を基準に車を決めたか。
先述した低燃費や収納性能は全く考えておらず、昔からの憧れとデザインで決めました。

購入したGRスープラ

小さい時から父の影響でスポーツカーに乗せてもらい、様々な所へ出かけました。
心臓に響くエンジン音やシートにめり込むかと思うほどの加速力、車に乗る度に感じていた高揚感が大人になっても忘れられずにいました。
この記憶が憧れとして強く根付いていましたので、はなっからスポーツカー以外を購入する頭はありませんでした。
そして私が本格的に車購入を考えるようになったタイミングで発売されたのがGRスープラです。

20年近く前に販売が終了したスープラの新型車。記憶に残るスポーツカーの中でも私を魅力していたのがスカイラインGT-Rとスープラです。
その内の1台が当時のデザインを各所に残しながら現代のスポーツカーとして蘇った!
これは何としても乗りたい!

このような経緯で私は購入する車としてGRスープラを選びました。

購入したグレードは?

ここでGRスープラの紹介をします。
この車はトヨタとBMWの共同開発車です。
以前のモデルから伝統となる「直列6気筒エンジン」と「後輪駆動」を引継ぎ、3グレード展開で販売されています。
直列4気筒搭載のエントリーグレードのSZ、SZの高出力グレードのSZ-R、直列6気筒を搭載したフラッグシップモデルのRZ
価格はSZで約500万、SZ-Rで約600万、RZで約730万となります。実際にはこれにオプションや税金が諸々かかってきますが…

この中で私が選んだグレードはSZ-Rになります。
正直なところ、RZを選びたかったと言う気持ちが今でもあります。
しかし、SZ-RとRZとの間には130万ほどの差があり、新卒1年目でこの差を払えるとは思っておりませんでした。
また、エントリーグレードのSZについてはSZ-Rと比較し、
・内装仕上げの違い
・タイヤ、ホイールの違い
・エンジン出力の違い
があります。中でも内装においては、スピーカーの数がSZでは4個に対してSZ-Rでは12個に増える、シートがSZではファブリックに対してSZ-Rではアルカンターラ+本革になるといった機能面や運転のしやすさに関わる部分で違いが多いです。

これらの事からGRスープラのSZ-Rを購入する事に決めました。


購入金額と支払い方法は?

GRスープラの購入金額についてです。
まずはSZ-Rグレードの車両価格が601万円
そこに自動車税や登録手数料に30万円
更にドライブレコーダーやETC等のオプションで20万円
合計で650万円程になりました。

話が逸れてしまいますが、新車購入の際はドライブレコーダーとETCは付けておきましょう。セッティングや取り付けも納車日までに行ってもらますし、いざと言う時に必ず役に立ちます。

支払い方法についてですが、現在は主に一括払いの他にマイカーローンやディーラーローン、残価設定ローンがあります。
一括払いはその名の通り支払額を一括で払ってしまう方法です。ローンの様に利息負担が無いので1番理想的な支払い方法になります。
次にマイカーローンやディーラーローンですが、初回の支払額や月々の支払額が決まっており5年や10年をかけて月々支払いをする方法です。
最後に残価設定ローンです。それぞれの車に残価が設定されており、3年間や5年間で残価の金額以外を支払い、最後に残価を払うか車を返却して残価を払わないかを決められます。
例えばGRスープラの場合、5年間でおよそ40%の残価が設定されていたとすると残りの60%分、つまり650万×0.6で390万を5年間で支払い、最後に残りの260万を払うか車を返却するかを決められます。また、この260万も一括払いかローンでの支払いかを決められます。

私はこの残価設定ローンを選択して支払いを行っています。
実際の支払い額は下記の通りです。

頭金80万円、月々3万円、ボーナス月20万円の5年間、残価230万円となります。

頭金を入れているので上記の残価設定ローン説明の際の金額と多少異なっています。

この残価設定ローンのメリットは月々の支払いの安さにあると考えています。残価が設定されているので本来ローンを組んで支払う額よりも安い支払い額で済みます。(数年後に残価を支払う必要がありますが…)
そのため、マイカーローンで試算した金額だと月々払うのが難しい…といった方でも車選びの選択肢が増えます。
デメリットについてですが、残価をローンで支払う場合に支払い期間が長期になるのでマイカーローンと比べ利息負担が大きくなることです。
最終的には残価設定ローンよりマイカーローンの方が支払額が少なかった!となる場合がほとんどです。

月々の支払いを抑えるか、最終の支払額を抑えるか…
一括払いを行わないのであれば、月々の負担が減る残価設定ローンにするのがオススメだと思います。

最後に

正直なところ、思い返してみると勢いで買ったようなところもあります。
しかし、昔からの憧れだったスポーツカーに乗れており、今では父の車と2台でドライブに行くなど、なかなか経験出来ないことを多々味わえているのも事実です。

今、若者の車離れが増えているとの話もあります。
燃費や収納性能以外でも様々な魅力を持った車が発表されており、その購入方法も様々です。
今回の記事を見た方の中で1人でも車購入を検討する人がいれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?