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いつもの特権と、わたし
特権と「当たり前」
時々、自分が特権を振りかざしている気がして、ハッとすることがある。
「特権を振りかざしている気がしている」というより、「振りかざしている自分に気づいて」という方が正しいかもしれない。
例えば、わたしは大学進学を機に上京した。でも人混みが苦手で、「街に出たくない」「電車に乗りたくない」と言う。わたしは自分の大学を自分で選んだ。私は自分で選んだ大学が好きだ。でも「授業だる」「
「ほんとの余白って、なんなのよ。何かがなければ存在し得ないはずの「余」は、求めれば求めるほど白くはなくなっていく。それが分かれば、作りにいくこともできるかもしれないのに。」
夏の雲が好きだ。もくもくしてて、食べちゃいたいような、食べられちゃいそうな、そんなかんじ。
晴れは好きだけど、少し雲があるくらいがちょうどいい。
体温で育つ子
「子どもは、お金で育てるもんじゃない。みんなで抱きしめて、自分たちの体の温もりでその子を温めて、育てるんよ。ほんなら、あたたかい子に育つんよ。」
おばあちゃんがそう言ったのを、ふと思い出した。
お金は大事だけど、それ以上でも、それ以下でもない。
大事なだけ。大切じゃない。
大切なことを、人を、ぎゅっと抱きしめて、今日も生きてく。
今日は、ゆっくり歩いて帰ろう。
ああ、お金持ちになりたい。
スマホが欲しい。いちばん新しいのがいいな。
クローゼットに入らないぐらい、いっぱいの服が欲しい。
家事ロボットが欲しい。
いつか、LAに住んでみたい。
昔はそんな風に思っていた。中学生ぐらい。
なのに、いつからかそんな風なのが、すごく嫌になった。
いつまでも紙でノートを取っていたい。
好きな人と、手紙を交換をしたい。
帰り道は、少し遠回りするぐらいがちょうどいい。