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命を賭けられるかどうか

はじめに

僕がなにか書くときは何らかの強いエネルギーというか、感情に衝き動かされて書いている。
なので記事だけみるとずっと怒ってる人みたいであんまり良くないな、と感じたので今回は最近思った事を適当に書こうかなと。

質の悪いギャンブル

このご時世で遊びに行ったりしてる人がいて、そしてそれを見て「私は我慢してるのにと思ってしまう」と言っている人がいる。どちらの気持ちも非常にわかる。

思ったのは、このご時世での外出は、質の悪いギャンブルだということ。
掛けるリスクは人によって異なるが、
・自分及び家族の命
・社会的な信用
・感染自体や手続きにより失われる時間
なんかが主だろう。

そして引き換えに、「あたり」を引けば得られるものは
・かつての日常並の喜び
くらいなので非常にうまみは少ない。

また、「はずれ」の確率は感染の状況によって変動するが今の情勢や国やなんかの対策、支援を見る限り分は悪い。とはいえ、完全にランダムで人と会うとしてグループ内に感染者がいる確率はまぁ低い。ソシャゲのガチャのSRよりは低い。(※実際は人数や会うシチュエーション、相手の行動や意識といった要因で大きく変化する)
そこからさらに
・自分にうつる確率
・重症化する確率
・適切な治療が受けられる確率
という立て続けの運試しが待っていて、自分や家族が死ぬような事態は低いだろうと思われる。

しかし、確率を勉強した人間であればわかるが、これは試行回数が増えることでやばい事態が起きる確率は格段に高まる(複数回の試行で一度もはずれを引かない確率は下がっていくため)。

直接命が賭けられてる点でロシアンルーレットみたいなもんだが、そこまでの直接性がなく、また、様々なファクターが加わってくるのでリスクも明確化できない。よくわかんないものを考えるのはめんどくさいから適切な評価も判断も置いといて楽しむことが優先される。楽しい事は得られるものもわかりやすい。

そんなもんなんだろうな……
遊びに行く人はこのクソッタレな命懸けのギャンブルに手を出してて、行かない人はハナからギャンブルに手を出していないだけだ。
ギャンブルしなくても安全とは限らないけど。

せめてもう少しはずれの確率が低くなるように検査体制とか検疫体制とかいろんな政策、もうちょっとなんとかならなかったのかな……。
こんな面倒なこと考えず遊びに行きたい。

不満はこれくらいにして。
まぁ色々書いたけどだからといってなんの事はなく、だから何を伝えたいとかもないです。

ギャンブルといえば、降水確率30%で、曇予報で、洗濯物干したのもギャンブルだったな……見事に雨が降っている。
生乾きにならない事を祈って、そしてみんなの健康と無事を祈って、この記事は以上とさせていただきます。