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私が大学からギターを始めた訳。


突然ですが
ギターってかっこよくないですか?


中学はバスケに明け暮れ、高校は茶道を極めた私が大学でなぜギターを始めたのか。
そのことについてお話します。


①楽器を始めたきっかけ

恋人が音楽の世界にどっぷりハマっているのを見て憧れたのが一番のきっかけ。
その人はギターはもちろん、キーボード、ベースに留まらず、曲まで作ってしまいます。
私と同じ歳にも関わらずここまで真剣に取り組んでる姿をみて、「私もなにかやりたい、打ち込みたい」と思いました。

私は音楽を聴くことも好きです。
特に、backnumberは私の中でも特別です。
中学生の時に、掃除の時間に「花束」という曲を聴いてからどっぷりハマってしまいました。
backnumberは人によって好き嫌いがはっきりしているバンドの1つだと思います。こんなあまあまな展開はないとか、曲の主人公がなよなよしているなどはよく言われます。けどそこが私は好きなのです。理想だとしてもかっこよくないですか?

LIVEって楽しいな。
こんなふうに私もバンドやりたい!

いつしかこんなふうに思うようになりました。
観客から抜け出して私も与える側になりたい、と。


②なぜギターなのか?

本当はウクレレを極めるつもりだった私がなぜギターを始めたのか。
その答えは簡単です。
大学にウクレレサークルがなかったからです。
クリスマスプレゼントでウクレレをもらった私はいつかちゃんと弾きたいと考えてました。
ショックを受けながら大学を歩いていると、サークル勧誘期間だったこともあり、中央ステージから音楽が聴こえてきました。
そこではORANGERANGEをコピーしていました。今私が入っているサークルです。
ステージにあがって演奏している人達はもちろん、目の前にいる観客(そのサークル員が多いけど)は手を挙げてのっています。

うわっ。エモい。エモすぎる。

妙に感動しました。
ギターいいなぁって思いました。
大学という新しい場所なら、新しいこと始めてみてもいいのではないか。
すぐ恋人に相談しました。ギターがやりたい。

あれよあれよと話は進み、、
今は恋人からもらったギターを抱え、まだまだ使いこなせてはいないエフェクターを使い、音楽を楽しんでいます。


③バンドの良さ

バンドマンって響きはなんか頼りない、ヒモ要素ありありな感じがしませんか?
実際にこの目でバンドを見て、身体で音楽を感じるとこんな考え吹き飛びます。
身体の中からグワーッと熱い気持ちが出てくるのです。わくわくしてくるのです。
初めは手をあげてのることが恥ずかしかったけど、自然とあがるのです。

でも楽しいことばかりではありません。
練習の練習が一番大変です。みんなで合わせて練習するために、まず弾けるようになるために練習するのです。ここをサボると仲間に大きな迷惑をかけてしまうし、自分自信が合わせの練習で楽しくありません。

私にはどうしても乗り越えられない壁があります。それは緊張です。もともと緊張しやすい体質のせいか、指震えまくりの失敗しまくり。
LIVE本番で「全部うまくいったな。練習した以上にできたな。」って時が未だに無いです。
普段失敗しないコード。何百回も練習したギターソロ。テンポも練習より早くなるので尚更。

それでも楽しいのです。やめられないのです。
まだまだだけど、
「ここ上手くいったぞ」
「足元踏んでやるぞ」
と思える部分が増えてることも確かです。
一緒に合わせていた仲間から「だんだんそのギターソロ弾けるようになってる。すごい。」とこの前言われた時はすごく嬉しかった。


仲間と一緒になにかを作りあげること。
感動を共有すること。

このことを経験できるのってすごくエモくて、貴重な体験だと思います。

ギターやエフェクターは決して安くはないし、学校に持っていく時は重いし、電車に乗っている時は知らない人に足で蹴られることも多いです。

私はたまたまギターを始めやすい環境にいて、今のサークルに出会ってしまった。
こんな運命に出会えて本当に良かったです。


私が言いたいのは1つです。
なにか打ち込めるものがあることって素晴らしい!
その気持ちを大事にして欲しいです。

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