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ベトナム旅行記①義父の暴走編

みなさまお元気ですか。
こちらは桜が散りましたよ。
夏の気配を感じながら、来月の仕事復帰に怯えています。

それはそうと先月のベトナムについて書かせてください。思い出の記録。

東南アジア旅行に欠かせないのがグラブタクシー。

日本のGOタクシーみたいなもんよ

グラブタクシーはアプリ上で乗車場所と目的地を設定すると迎えに来てくれる優れもの。

故に、乗降だけなら外国語ができる必要もない。

ちなみにベトナムはホテルや観光向けの店は簡単な英語なら伝わる印象でした。

それ以外はほぼGoogle翻訳にお世話になった。タクシーのドライバーも私達に何か話したいことがあるときはGoogle翻訳で話しかけてくる感じ。

当初の計画ではしっかり観光するつもりだったけど、子供達が疲れてる様子もあったので観光は夜ご飯を食べに行く程度にして、ホテルでゆっくりすることに。

早速、夜ごはんを食べに行くためにタクシーを手配。義父母、私達夫婦、娘2人で乗り込む。

ベトナムはバイク社会。車よりもバイクのほうが多い。日本じゃ考えられないくらいクラクションが常に飛び交っており、車のスレスレを大量のバイクや大型バスが猛スピードで通り過ぎてゆく。

もうちょっと空いてたけどだいたいこんな感じ

そんな中、スマホを取り出しおもむろにGoogle翻訳でドライバーに何か話しかけようとする義父。

義母「あなた、何しようとしてるの」

義父「いや、翻訳アプリを使ってみたくてね。(ホイアンでおすすめのお店はありますか)っと。」

運転中のドライバーに翻訳アプリを使って話しかける義父、とそれに翻訳アプリで答えるドライバー。

ドライバー「〇〇がおすすめです。〇〇に行きますか?迎えに行きますよ(翻訳アプリを通しての日本語)」

何回か乗って気付いたけどグラブタクシーは乗ると必ず営業される。「〇〇(有名な観光地)に行くなら迎えに行きます、絶対に行ったほうがいいですよ、いつ行きますか?」って感じで。
向こうも商売なのでガンガン客を取りたいようだ。
ほとんどが軽い営業だから断ればそれで終わるけど。

夫「父ちゃん、運転中は話しかけんほうがええで。事故るで。」

私「うん、やめとこうよ。」

義父「うん、じゃあ(今日は〇〇には行きません)っと」

義母「いやいや、今日は行きませんとか言うたら、じゃあ明日は行くの?ってなるやろ。もう話しかけんとき。」

義父「ほんなら(まだ、〇〇には行きません)っと。」

私「いや、まだ行かないって言ったらじゃあいつ行くの?ってなるって!」

ドライバー「〇〇にはいつ行きますか」

ほら!!言わんこっちゃない。

義父はいい人なんだが、頑固な部分があり
一度自分がやりたいと思ったことは周りに相談せず外野がなんと言おうとやり通す。

義父が話しかける度にドライバーの視線が前から横のスマホにうつる。

義父が始めた物語が全然終わらない。焦る私達。

義父「ええと(行きません)っと」

夫「父ちゃん、もうええって」

義母「あなた、危ないから本当にやめて」

義父はどうしても話を中断することにバツが悪いと感じているようで、どうにかして返答しようとする。対して、とにかく危ないからやめてくれと懇願する私達。笑

ドライバーは次の仕事がゲットできると勘違いし、予定を確認してくる。

今思えば笑えるけど本当にハラハラした。
頼むからマジでやめてくれって心の中でずーっと願ってた。笑

その後は義母と夫の強い呼びかけでなんとかやめてくれた義父。

気を取り直してレストランへ。

この日の夜はホイアンの「モーニンググローリーレストラン」にてベトナム料理を。

ラルービア。青島ビールみたいな味。
ベトナムのビールは基本的にさっぱり系。
暑い地域あるあるですね。
私、この手のビール好きよ。バドワイザーとかね。
全体的に日本人好みの味付けかも。
香草も控えめ。
店構え

観光客向けなのもあってかなり食べやすい味付けの店だった。美味しかったけど私はもうちょっと現地感強めに香草やスパイスが効いてても良かったなと。

ただ、エスニック系の料理があまり好きじゃない義母と夫も美味しい美味しい言ってたのでエスニック系が苦手な人も安心のお店だと思う。おすすめです。

はぁ、写真見てたらまた食べたくなってきた。
最近ビールを解禁したので食欲が止まらん。

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