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自分なりの表現

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「波打ち際の絵を描こう」
そう思って描きながら、考えるべきポイントがたくさんあるなと思いました。

波打ち際の波は、キラキラしていて泡立っていて。
ついついデジタルで出来るようなビジュアルを想像して、そういうキラキラ感やブクブク感を追うように描きたくなってしまうのですが、自分の描き方ではそういうものを描くことが必ずしも良いわけではないようだと感じます。そもそも私の描き方でそんなキラキラ感は描けません・・・

現実の中で、物理的に目に見えているそのままを描く必要はなさそうです。
自分なりのルールと方法で、観た人々の記憶に作用し、私の意図したものだとその人が認識することが出来れば良いのだなと思いました。
可能であれば、その人の記憶の中の波打ち際とリンク出来れば、その絵はその人に少し近づくことが出来るかもしれません。
対象物においての自分なりの表現方法のルールやとらえ方についてもっと試行錯誤する必要があるし、その時間を日々の中で確保することが今一番やらなくてはいけないことだと痛感しました。
描かなければ何もわからない。その一言に尽きるのだなとひしひしと感じます。

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