劇団員が本番に挑む気持ち。本番前日。
本番前日。
あす、本番が始まれば、準備した 80分は一瞬で過ぎる。
キャストもスタッフも、お客様も。
前日にあたる今日、深夜まで会場が許す限り準備。
梅雨の時期から稽古が始まり、10人以上の役者が、同じ脚本に向き合った。
それ以前、3月の時点で作品は完成されていた。
新しい演劇様式のため、余計な準備が増えた。
チームの価値観も大きく変わった。
繋ぎとめようと言葉を重ねても、去った仲間がいた。
最初の稽古は、冬の時期だった。
昨年12月にチームが集まった。
昨年10月から台本の構想があった。
昨年9月から本番をイメージしていた。
それが、一瞬で終わる。
演劇って本当にコスパが悪い。
だから、エモい。
だからこそ、エモエモの、エモなんだ。
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