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これからの時代を生き抜くためにChatGPTを使いこなさなければいけない理由

皆さんはChatGPTを使っていますか?

最近ではChatGPT-4oが発表されたり、AIはどんどん便利になっていきます。

このようにAIの進化が止まらない中で、我々はAIを使いこなすことが大切というように言われています。

では、なぜ我々はこれからの時代を生き抜くためにAIを使いこなす必要があるのでしょうか。

理由としては、AIに全てを支配されないように〜とか、作業を効率化できるように〜とか色々とあると思いますが、今回はIT企業の社員という観点から、この必要性について考察していきたいと思います。


これからの時代、個人個人に独自のAI秘書がつくようになる(特にデスクワーカー)

私はこれからの時代、個人個人に独自のAI秘書がつく時代が来ると考えています。

秘書といっても、実態として存在するわけではないですが、PCやスマホなどのデバイスの中にデータとして存在し、対話ができるようなものです。

ChatGPT-4oの発表でもあったように、AIはすでにマルチモーダル化、つまりテキストだけでなく、音声や視覚情報をインプットできるようになりました。

マルチモーダル化する前から、copilotによるプログラミングのコードの作成やAIによる資料作成などが実施できていたのに、マルチモーダル化となるとできる幅がまたさらに広がるため、このようなAI秘書はほぼ確実に我々の将来、つくことになると考えています。

特に普段からデスクワークがメインの人たちはこの影響を大きく受けるでしょう。

さて、例えばこのようにAI秘書が一人一人に配置された場合、AIは学習データによって、その特性を変化させていくため、一緒に仕事を続けていると、そのAI秘書は指示をする人の影響を大きく受けることになります。

例えば、AさんのAI秘書はAさんから資料作成を頼まれた時に、Aさんが納得いくアウトプットが出せるまで試行錯誤するわけですので、だんだんAさんらしいアウトプットをするように学習していきます。

つまり個人の特性がAI秘書にも反映されるようになってくると考えられます。

このように考えていくと、ある人のAI秘書は具体的なアウトプットがあり優秀だが、ある人のAI秘書は抽象的なアウトプットばかりであまり優秀じゃない、みたいなことも起こりえます。

これは指示をする人の指示が明確化そうでないかによって変わってくるなど、AIを使う側の人間によってある程度決まってくることが考えられます。

そして、これこそがまさに、これからの時代でAIをうまく使いこなさなければいけない理由です。

自分がもし、曖昧な指示しか出せないのであれば、AI秘書は優秀に育ってくれないですが、きちんとAIと対話し、納得のいくようなアウトプットを出させるようにすれば、AI秘書は優秀になっていきます。

このように自分のAI秘書が優秀か優秀じゃないかによって、仕事効率の差は今までよりも大きく開いていくので、自分のAI秘書を優秀にするためにも、AIを使いこなす力は今後必須になると考えています。

どうしたらAIをうまく使いこなせるのか

では、前項でAIを使いこなせなければいけない理由を説明しましたが、AIをうまく使いこなすにはコツなどあるのでしょうか。

ここではAIをうまく使いこなすためのコツについて、考察していきたいと思います。

AIを人のように扱って対話する

AIを使いこなすためには、AIを人のように扱い、人と会話するように対話することが大切です。

ChatGPTなどのLLMを使ったことのある人であれば、経験したことがるかもしれないですが、AIが一回の指示で100%納得のいく回答をくれるとは限りません。

自分が納得のいくアウトプットをAIにしてもらうためには、何度もAIと対話をして、あーでもない、こーでもないとブラッシュアップしていく必要があります。

これは人間とのやり取りでも全く同じで、初めから完璧なクオリティのアウトプットができることは少なく、ブラッシュアップを繰り返すことで、質をどんどん高めていくのが基本になります。

AIは最終的なアウトプットの結果を基に、適切に学習していき、そのアウトプットの学習結果が未来のアウトプットに直結してきます。

つまり、ブラッシュアップしていく過程でAIも成長していくので、このように密にAIと対話をしながら、作業を進めることが重要になります。

AIの間違いを咎めない

これは前述の対話をするというところに近いかもしれないですが、AIの間違いを咎めないということも大切です。

たまにAIの出力が一度望むものでなかっただけで、AIは役に立たないと決めつけて、AIを使わなくなる人がいますが、それではだめだということです。

先ほど論じたように、AIはブラッシュアップの過程で成長していくため、一度納得のいかない答えを出したからといって、そこで使うのをやめてしまうとAIの学習にも繋がりません。

むしろその間違えに対して、どう修正してほしいのかといったインプットをAIにしてあげることで、AIは適切に学習し、次回からのアウトプットの質も向上します。

これは人間とのやり取りと全く同じで、人間が一度間違えたからといって見放してしまう人はなかなかいないと思います。

むしろ失敗から学び、そこからブラッシュアップしていくことで、クオリティを高めることができ、成長します。

上記を考慮すると、AIをうまく使いこなせない人は、そもそも人間に指示をするのもうまくない人といえるかもしれません。

まとめ

今回はこれからの時代を生き抜くためにAIを使いこなさなければいけない理由を紹介し、さらにAIをうまく使いこなすための簡単なコツも紹介しました。

これからの時代、AI進化はどんどん加速していくことが考えられるので、Aiをうまく使いこなせるように、今からでもAiを使う練習をしておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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