恋愛体質だと思っていたのに、アロマンティックと診断された

私は根っからの恋愛体質だと思っていたのですが、どうやら違うらしい。え、なんで?

診断結果

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「アロマンティック」と聞くと、「人に恋愛感情を抱かない」「恋バナが苦手」「ラブストーリーにときめかない」みたいな印象があった。私はそれのどれにも当たらない。恋人はみんな大好きだったし、女子会で恋バナをするし、ラブストーリーは少女漫画もティーンズもBLも読む。バチバチの恋愛体質かつ肉食系だと自負していたのだが。結果を見て、は?となってしまった。

思い至る節はあるものの、

ただ思い出してみると、この記事でも語ったように、世間の考える「恋愛」とは多少ズレが在ることは元から認識していた。性愛と友愛との違いがほぼ無いんじゃない?みたいな。でも多少のズレはあるにしろ、自分のスタンスは世間の「恋愛」の一形態に内包されるだろうと考えていた。のに、診断されると「アロマンティック(恋愛感情が無い人)」になるのか。自分の恋愛指向がマイノリティである自覚がまったくなかったため、かなり驚いている。

いや、私は私で全然楽しく恋愛してるよ。誰が何の権限でこんな診断下してきてるの?責任者出して?と言いたいところだが、多数派とズレている=マイノリティという扱いになるんだろう。

診断の功罪

私は世間ズレしていても生活に困らなければ是正する必要も宣言する必要も無いと考えているため、アロマンティックであることを周囲に知ってほしいとか、普通の恋愛指向になりたいとかは思わない。けれど、周りから浮きたくない、普通になりたいと考える人にとって、「貴方はマイノリティだ」診断されることは果たして幸福なんだろうか?診断されれば諦めがついたりするんだろうか。諦めたところで生活は続くんだから、必要なのは診断ではなく改善策ではないか?と思ってしまうのは、私の中のTeが強気すぎるだけか。

結論:自分が恋だと思ったら恋で良い

私には恋愛感情がある。人と違う形だったとしても、私はこれを「恋愛感情」と呼ぶことにしている。たとえ同じセクシャリティ同士であったとしても、目の前の相手と「恋愛の形」が一致していることなんて稀なんだから、アロマンティックもデミロマンティックも「恋愛」でいいじゃん。グラデーションのどこかで一方的に区切った右と左とを「マジョリティ/マイノリティ」に区別するのは野暮で無粋なんじゃないか?などと、診断結果の前で考えていた。

p.s.

NT型の恋愛ってほぼほぼアロマンティックにならないか?特にINTJとINTP。「恋は盲目」「無償の愛」「束縛」みたいな単語から一番遠い存在やろ。

ばいばい。


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