見出し画像

【全文無料特別号】むぎのマガジン vol. 135ー毎週とどくタロット鑑定解説マガジンー 満足度の高い鑑定にするために見直したほうがいいこと

こんにちは。むぎのタロットのyukiです。今回は月に1度の特別号として、全文無料公開です。
今回は、満足度の高い鑑定にするために見直したほうがいいことをテーマにお話します。

むぎのタロットマガジンでは、毎週1本ずつ、公開許諾をいただいているタロット占いの事例をじっくり解説した記事を掲載しています。また、時々、今回のようなタロットを学ぶためのノウハウも発信しています。

詳細は以下からご覧ください。毎月のバックナンバーも購読できます。




解説動画

「満足度が高い鑑定」とは?

満足度が高い鑑定=当たっている鑑定、と思っている人も多いのではないでしょうか?もちろん、「よく当たっている占い」はお客様の満足度は高くなり、あなたの信頼を大きくするでしょう。

でも、「占いが当たったか当たってないか」は後にならないとわからないことも多いです。
しかしその一方で、「自分のことをわかってもらえなかった占い」はその場で不満に直結します。

そのため、占いの上手・下手(当たる・当たらない)だけでなく、自分の鑑定は、本当にご依頼主様のことをよく理解しながら実施できたのだろうか、に意識しながら鑑定をすることが、お客様の満足度につながります。

当たっている占いなのかどうかはその場ではわかりませんが、「ご依頼主様を深く理解した占い」にできているかは見直しができます。特に文章で返す占いの場合はちょっとした見直しで満足度がめちゃくちゃあがります。

今回は、満足度の高い占いのために、どんなことを見直した方がいいのかをお話ししていきます。

ご依頼主様の満足度をあげるために見直したほうがいい3つのポイント

ご依頼主様の満足度をあげるためには以下の3つのポイントを見直すことが大切です。

① ご依頼主様の状況を再確認する

② 自分がお客さんになったつもりで読んでみる

③ 表現の「とげぬき」と「短縮」をやってみる


それぞれのポイントについて説明していきます。

① ご依頼主様の状況を再確認する

まずは、鑑定項目を設定し終わった後、占いを始める前にご依頼主様のおかれた状況を再確認することがとても大切です。

タロット占いとは、究極的には「赤の他人に自分の状況を正しく理解してもらい、カードの結果をもとにアドバイスをもらう」ということです。そして、自分の思っていることを相手に正確に伝えることはとても難しく、相手のいっていることを相手の意図通りに理解することもとても難しいです。

占いが完了してしまってから、ご依頼主様の状況を読み違えていたことに気づくと占いをやりなおさないといけなくなります。そのため、何を占うのか、を決めた段階で、「本当に自分は正しくご依頼主様の状況を理解できているのか」を確認する必要があります。

基本的にはいただいた文章をしっかりと読んだり、相手野話をしっかりと聞くことが大切になりますが、ここでは仕事・恋愛などの項目ごとにチェックしたほうがいい内容をまとめてみます。

恋愛に関するご相談のチェックリスト

• ご依頼主様と相手との関係は正しく把握できているか?
(お付き合いされているかいないか、連絡がとれるかとれないかなど)
• ご依頼主様に対してできないことを提案してしまっていないか?
(遠方に住んでいるのに、毎日会いに行くような提案をしてしまっていないか、連絡を取る手段がないのに連絡をとるように提案してしまっていないかなど)
・ ご依頼主様が求めているアクションや段階を正しく把握できているか?
(相手の気持ちが知りたい、復縁したい、などのご依頼主様のニーズや、今の段階での思いをしっかりくみとれているか)

お仕事に関するご相談のチェックリスト

• ご依頼主様の状況や要望を正しく理解できているか?
(現在のお仕事の状況、お仕事に対してどんな要望をもっているかなど)
・ご依頼主様に対してできないことを提案してしまっていないか?
(転職はしばらく難しい状況なのに転職を進めてしまっていないかなど)

「状況を正しく読み取ることは難しい」と思って油断なく読み返すことがとても大切です。

② 自分がお客さんになったつもりで読んでみる

作成した文章や、鑑定項目について「ご依頼主様の状況を想像して、「この状況の人がこのメッセージを受け取ったらどうなるだろう」と考えてみることがとても大切です。

先ほどの①の項目ともつながりますが、例えば、復縁を強く望んでいるお客様に対して、良かれと思って次の出会いを提案することが、「もう私には復縁は無理だから次に行けといってるの?」と、お客様を傷つけてしまう可能性もあります。

ショック療法も時には大切ですが、「お客様の視点からみたらこの文章はどんなふうに読み取れるだろう」と、出来上がった文章や話す前の言葉選びでワンクッション置くことがとても大切です。

③ 表現の「とげぬき」と「短縮」をやってみる

媚びを売る必要はありませんが、無意識で言葉がきつくなっていないか、ご依頼主様を否定する表現をしていないか「とげぬき」をすることはとても大切です。

(´・_・`)「自分で言う」のはOKでも「他者から言われたら傷つく」言葉もたくさんあります。

例えば、「私太っちゃったんだよねー」って自分から友達がいっていたとしても、その友達に「あなた太ったもんね」といったら友達は気分を害するのではないでしょうか?
日本人は謙遜して自分を下げて表現する方の割合も多いのかなと思います。そのため、ご依頼主様ご自身でおっしゃった表現も、鑑定者がそのまま返したら失礼になることはたくさんあります。

相手を傷つけない、配慮をした表現を考えることもとても大切になってきます。

占いに来られる方の中にはお悩みのあまり繊細になっておられる方もおられます。本当に悩んでいる「友達」にどんな言葉をかけるのか、を考えてみると、相手を傷つけない優しい表現ができるのかなとおもいます。

また、説明はどうしても長くなりがちなので、表現の短縮も意識しましょう。
例:「〜であることも可能です」→「〜できます」

まとめ

占いはコミュニケーション!!

タロット占いは、カードから問題解決のヒントをお伝えする行為ではありますが、それ以前に自分の言葉で相手と対話をするコミュニケーションの場でもあります。
そのため、カードの意味をつたえること以上に、「自分から相手に伝える言葉」として妥当かを考えことがまずは大切です。

「嫌われたくない」じゃなくて、「相手と対話する」イメージで

しかしその一方で、相手への配慮が、「相手を尊重するため」ではなく「自分が嫌われないため」になってしまうと、カードから導かれた結果をいいにくくなってしまったり、気を使いすぎるあまりわかりにくい表現になってしまったりします。「嫌われたくない」という気持ちは相手ではなく自分のことに注目がいっています。対等な立場の相手と対話するイメージで考えると、相手を尊重しながらもわかりやすく、内容を伝えることがやりやすくなるのではないかと思います。

タロット占いにとってコミュニケーションが大切というのは、言い換えてみれば、コミュニケーションがうまくいけばタロット占いもうまくいきやすい、ということになります。
そのため、占いの練習をしよう!!とい意気込むだけでなく、普段から気持ちのいいやりとり・対話を意識するとタロットにも生かされ、何より、より人生を楽しむことにもつながるのではないかな?と思います。

もっとタロットを学びたい!

むぎのタロットでは、タロットを学びたい方向けに、1回完結のタロットスクールや、月額1000円でさまざまな特典で学び続けることができるオンラインサロンを運営しています。

みなさまのご参加お待ちしています。

次回の配信について

次回は2024年7月13日(土)配信予定です。恋愛に関する鑑定の解説の予定です!また次回皆様にお会いできることを楽しみにしています!

ここから先は

0字
「タロットの読み方がわからない!」という人に毎週鑑定事例と動画の例をお伝えします。出てきたカードの詳細な解説もついています!タロットをはじめたい!はじめたけどもっとたくさん読み方の例が知りたい!という方におすすめのマガジンです

ほぼ毎週日曜日に、タロット占いの鑑定解説記事がとどくマガジンです。 動画と、実際に返したお返事をつかって ・どうやって鑑定項目を設定するの…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?