mugi|今までとこれからの人生

エッセイが好きでエッセイを書いてみたくなった人です よく登場するブロッコリーは夫です

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  • 【恋愛ジャンル特化】Ryotaroの共同運営マガジン

    • 159本

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結婚相手と好きな人

世の中の夫婦は世界でいちばん好きな人が結婚相手なのかしら? わたしは昔、ものすごく嫉妬深く、彼氏が他の女の子と話してるだけでも嫌で、全く余裕がない恋愛をしていた。俗に言うメンヘラだった。 彼氏のことが世界でいちばん大好きだった。 世界でいちばん大好きってしんどいなっていつも思っていた。 だってなにも手につかなくないですか? 今何してるのかな?返事来ないな。女の子といる?もしかして浮気?ってもう完全にメンヘラ思考。 しんどすぎ。 しかし長いお付き合いをした2人の元カレのおか

    • 単語と会話

      先日、ブロッコリーと朝から喧嘩をした。 朝起きるとブロッコリーは洗濯物を干してくれていた。昨夜、ブロッコリーは会社の社員ミーティングで帰りが遅かった。 おはようと挨拶を交わし、ふとテーブルを見るとドリップパックコーヒー2袋が綺麗にラッピングされているものとローストポークとだけ書いた商品券のようなものが置いてあった。 「これなに?」 「どれ?」この時のブロッコリーの言い方が少しキツく聞こえたのでわたしはイラッとした。 「普段家にない物がここに置かれてるんやからわかるやろ

      • コンプレックスと価値観

        わたしの喋り方は特徴的だ。小さい頃から大人になった今でもずっと喋り方だけ変わっていない。 どうゆう喋り方かというと、分かりやすく言えばのんびりおっとりした喋り方だ、さらに言えばクレヨンしんちゃんの様な喋り方なのだろうか。 喋り方だけならまだよかったけれど、声もあまり可愛くない。声は例えるならミッキーマウスかドラえもんかと言われるとドラえもんだと思う。 例えているだけだから、ドラえもんではないんですけどね。 自分の喋り方がなんか変だな、嫌だなって思った時は小学3年生の頃だ

        • 一緒に住もう

          わたしは大がつくほど虫が苦手だ。 どの虫、とかではなく、すべての虫が苦手だ。 小さい頃は普通に触れていた虫も、今は蝶々やトンボですら見るだけでゾワゾワしてしまう。 今の彼と結婚してマンションに住んでいた夏の出来事。 わたしは基本的にソファか布団の上で寝転がっているのでテレビを見るか天井を見てぼーっとする時間が多い。 夕方、なんとなく天井を見上げたら、ぼやけた黒い点がカーナビのような動きをしていた。 わたしは目が悪いので家の時はメガネで過ごしている。その黒い小さな点を確認しな

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        記事

          ミステリアス人間症候群

          ミステリアスな人ってなんか素敵って思っちゃうんですよね。 素敵だなって思って、わたしもミステリアスな人間になろうって思って、やってみたんです。 SNSのアカウントを消去して、ラインのアカウントを消去して。 これで周りの人たちはわたしのことを 「麦ちゃんSNSしてないし、普段何してるのかな?」 「麦ちゃんラインしてないし、電話番号も分からないから連絡とれないね」 って、ミステリアスな人間の完成だって思ったんですよ。 今思えば、人はそれほど人に興味がないことを自分が一番知

          ミステリアス人間症候群

          メンヘラ女友達

          メンヘラの定義は分からないけれど、人生経験が浅いからなのか、そういう体質なのか、男性側がメンヘラ製造機なのか、自分に余裕がないからなのか。 中学生の時から仲が良い、みうちゃんとあきちゃん、わたしを含めて3人共帰宅部だったことから仲が良かった。 学校終わり、同級生達はそれぞれ部活動に取り組んでいる中、わたしたち3人は教室の窓から部活動生を眺めたり、くだらない話で盛り上がったり、そそくさにみうちゃんちに帰ってダラダラするという中学生活を送っていた。 当時、わたしは陸上部に好

          青春の流しそうめん

          小学六年生の夏。 女子4人で公園で流しそうめんをした。 竹でする流しそうめんって夢あるよね、やったことないよねって話をしていたら、ムードメーカーのななちゃんがやろうよ!と言った。 いいね!やろうやろう!ってなった。 その週の土曜日、いつもの公園にそれぞれ自転車で集合して、大きな坂道を登らないと行けないホームセンターまで竹を買いに行った。 夏なので暑かった。 大きな坂をカマキリ自転車で立ち漕ぎでゼーハーゼーハー言いながら登った。 今思うとなぜあの形の自転車を好んでいた

          402号室

          心霊系のお話なので苦手な方はお控えください。 わたしは霊感はなく、そちら系とは無縁の人間だ。しかしそんなわたしにも一度心霊体験をしたことがある。 昔付き合っていた彼氏とラブホテルに泊まった時の話。 廃れた都会というのだろうか、都会ではないが夜は呑み屋で賑わう街。少し歩くとビジネスホテルがひとつ、ラブホテルがふたつ建っていた。 ラブホテルは大きい建物と小さい建物があり、3000円ぐらい安い小さい建物の方をよく利用していた。 そのラブホテルは、入り口にいつも盛り塩があった

          嫁家出中

          わたしと旦那が喧嘩をすれば3.4日は口を聞かない。 この喧嘩を終戦させるには旦那から 「ごめんね」 の一言があれば終わる話なのだ。 わたしの実家は家から徒歩5分圏内にある。 本気の喧嘩をすればわたしは息子と一緒に早急に実家に家出をする。 家族も友達もわたしの家出には驚くこともなく日常だと思われている。 家出生活は家事はしなくていいし、母と父は息子とたくさん遊んでくれるので息子もすごく楽しい家出生活を送っているようだ。 さて、今回の喧嘩の内容は、わたしと旦那の生活ペー

          缶チューハイ

          男と女の友情は成立するって話は本当なのかしら? 小中学校同じの特に仲がいいわけでもなく、悪いわけでもなかった鈴木という男がいた。 成人式の日、二次会の場所へ移動中にわたしは木下と言う男と久しぶりだねとかなんとかたわいもない話をしながら歩いていると鈴木がひとりでつまらなさそうに歩いていたので声をかけた。 それがきっかけで、わたしと木下と鈴木の3人で仲良くなり20代前半はよく3人で飲みに行ってはベロベロになりながら夜道を歩いて帰った。 わたしと鈴木は家が近く、木下は3駅ぐら

          高校時代の不謹慎な者達

          わたしの高校生活はまとめると楽しくなかった。 勉強が嫌いなので、受験勉強をしなくても入れる偏差値の低い学校を選んだ。 地元の中学校では、お化粧をしている女の子はヤンキーぐらいだった。 田舎なのでお化粧したりスカートが短いだけでヤンキーとやらに目をつけられる子もいた。 高校の初登校日、まわりには濃いめのお化粧をして、髪はくるくるまいて、キラキラした女の子がたくさんいた。 お化粧をしたら高校デビューだと思われるのも嫌だったのでわたしはその時は完全に芋っ子だったと思う。 教

          高校時代の不謹慎な者達

          人間関係リセット症候群

          わたしは人間関係リセット症候群なのです。 急にインスタグラムをやめたくなったり、ラインのアカウントを作り直したいと思ったり、とにかく人との関わりを全て消したいと突然思う時期がある。 わたしは春になると毎年思う。 これは自分が現状に満足していないからか、人の幸せなところや楽しい部分を見るのが嫌なのか、原因が分からなかったけれど、そんな自分に嫌気がさすことも多かった。 これを友達に話しても、人の投稿なんて流し見程度だよ、そんなこと気にした事ないと口を揃えてみんな言う。 それ

          人間関係リセット症候群

          夫婦の価値観

          わたしは旦那と価値観が違う。いや、違いすぎる。 夫婦に限らず、人間はみんな価値観が違うのだろう。 理由は様々だろうけど、わたしと旦那の場合は育ってきた家庭環境の違いが原因だ。 一緒に住むのなら、ある程度育ってきた家庭環境が似ている必要があると思う。 わたしには義母がいない。 旦那の父は単身赴任で基本家にいなかったので一緒に生活をした時間はあまりなかったと言う。 旦那は3兄弟の末っ子で、旦那の母は旦那が小学3年生の時に他に男をつくってほぼ家に帰ってこなかったのだそう。 義父

          いい嫁とは

          先日ブロッコリーがはじめて仕事に寝坊しました。 わたしと息子はいつも8時から9時の間に起床しているのですが、ブロッコリーは早朝出勤の日は5時か6時に起きて7時に出勤しています。 いつものように気持ちいい睡眠をしている時の事。 「すみません!はい!はい!急ぎます!すぐ行きます!」 いつも声が小さく落ち着いた話し方をするブロッコリーが正座をしながら頭を下げては上げてを繰り返し、電話している姿が見えました。 ※ブロッコリーとはなにか?結婚相手と好きな人を読んでみて。 ブ

          本屋さんのお客様

          本屋さんにはどんな人たちが集まるのだろう。 昔、本を読むことに興味がなかったわたしは、賢い人しか本は読まないと思っていた。 だから本屋さんにくる人はみんな賢くて知的で勉強が好きな人ばかりだと思っていた。 わたしがまだ書店員として知識が浅く、全てに関して無知だった頃に接客したお客様のお話。 新人だった頃、身だしなみをしっかりしているとは言えないおじさんから「官能小説ってどこにある?」と背後から急に聞かれた。 わたしは、初対面の人に話しかける時ぐらいすみませんの一言ぐらい添

          はじめて見る父の姿

          数年前、父方の祖母が急に亡くなった。 九州に住んでいるので祖父にも祖母にも頻繁には会えなかった。 わたしの父はいつもヘラヘラしてふざけている。 我が子にも孫にも愛情はたくさん注いでいるがいつも返答が適当な人間だ。 3歳の孫が機嫌を損ねた時も 「じいじ悪い!」 「悪ない!」 「じいじ嫌い!」 「じいじ嫌いでもいいけど損するで、知らんで、欲しい物買ってもらわれへんくなるで」 「あれしたい!うわぁーん」 「もうもう、ややこしいこと言わんといて」 3歳児とのやりとりか?