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無差別への挑戦

大場健吾の第51回オープントーナメント全日本空手道選手権大会(極真)への挑戦が終わりました。
結果は7位。
そして、技能賞をいただきました。
初戦の前田選手、動きも速く、反応も速い選手でした。効かされない自信はありましたが、速い選手は手数の中に混ぜてくる上段が嫌です。
身体の強さなど関係なく意識を刈り取ることのできるキレのある蹴りは要警戒。終盤に健吾の上段が決まり一本勝ち。

2戦目は、重鎮の金選手。筋肉質な重量級選手。
正面で止まらない、歩くを意識のはずが、そこそこの打ち合いを仕掛ける健吾。接戦の末判定勝ち。

準々決勝は前回王者の重松選手。お目当ての選手です。この選手とどう戦うか、どうすれば勝てるかを研究してきました。結果は残り5秒位の所で上段膝で技有りを取られ負け。上手さとパワーが凄かった。
下段を効かされ、正面打ち合いが多々有りドキドキしましたが、腹と胸はSクラスでの身体強化が効果を発揮し、ノーダメージと本人が。ただ、下段は痛さが今まで受けた事ない位痛かった。もっと鍛えないとダメと言ってました。

今回の無差別への挑戦で、無限勇進会が少年部から積み上げている事が一般の無差別のトップ選手達と戦う事ができるという事を証明してくれました。
何度も言ってる事ですが、今回の健吾、JFKO3位の郷遼久、清武会やIBKOなどの全日本を取った郷心路、JKJO高校重量級優勝、手塚派の世界大会準優勝(一般)の石橋怜也達は本当に弱かった。すぐに泣いた。勝てなかった。
それを彼らの負けても稽古するという継続する力
諦めない心。その努力に寄り添いサポートしてくれたご家族の頑張りで乗り越えて徐々に勝てるようになり、今がある。
ありがたいのは、負けているのに、結果がすぐに出てないのに、私を信じてくれている事。そして、選手同士が仲が良く知らない所で支え合ってくれてる事。決してたまたま強くなったのではなく
彼らの頑張りが周りを動かして、強くなるための環境が整って言ったという事です。

今回の健吾の頑張りにより
初級クラスで基礎固め
選抜クラスで技術と体力
Sクラスで…
と強化プログラムを組んでやってきた事が
身体が小さくても、軽量級でも、一般無差別で戦えるという事を証明できた事が無限勇進会にとっての最大の収穫となりました。
清武会の試合でもジュニア上がりの選手がスタイルを変えずに一般で戦える事も示してくれました。


選手の皆んな、無限勇進会の稽古で大丈夫だと
証明してくれてありがとう。
お疲れ様でした。

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