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牛若小太郎っておもしろいの巻

〽光り輝く太陽の子 牛若小太郎〜 襲いかかる妖怪どもに 出るか得意の 八相斬りが~

はい、というわけで。今YouTubeのタコラチャンネル(公式)でやってる牛若小太郎をオススメしたいです。

行け! 牛若小太郎』(いけ うしわかこたろう)は、1974年11月12日から1975年4月25日まで日本テレビ系の子供向け番組『おはよう!こどもショー』の枠内で5分放映された特撮コーナードラマ。東宝企画製作。全156話(1話完結)。(Wikipediaより)

なんともう40年以上前の作品なんですねー。レッドマンとかと同じ枠だったみたいです。光の子、牛若小太郎が妖怪退治で全国を旅する…というストーリーなんですが。

舞台は現代、光の中から誕生した太陽の子・牛若小太郎は、仲間の怪力妖怪入道・キツネの妖怪の子供・うらぎらとともにキツネの妖怪コーンジョ率いる妖怪軍団・闇一族を退治するため、日本各地を旅する。(Wikipediaより)

そう!なんと現代が舞台なんです。そのため拳銃とか漫画とかTNTダイナマイトとか富士急ハイランドとかが出てくる。小太郎はニンジャみたいな格好をしてて入道は金棒を持ってて、うらぎらはキツネ妖怪なのに普通に後ろで車が通ってたりするのが恐ろしくシュールです。そもそも妖怪たちが人間を襲ってたのに小太郎たちだけが妖怪退治してるという、かなりありえない感じなんですが…

しかし、薙刀を使った軽快な殺陣、妖怪たちの凝った造形、2分半でのわかりやすく起承転結のあるストーリー、声の良さ(特にコーンジョ様)などまっとうに面白い作品でもあります。OPと解説を除くと二分半という短さで、しかし短い番組だからこその工夫が詰まっており、毎回関心しています。

特にオススメは青女房と天井なめ妖怪の巻ですね。

「家へ帰りたいかい?」と問いかけ、「帰りたくない」と答えると顔にバッテンをつける青女房。小太郎は「ああ、早く悪い妖怪を退治して、家に帰りたいな」と答えてバッテンをもらわない。入道とうらぎらは小太郎の真似をするがなぜかバッテンをつけられる…(ついでにコーンジョ様も) バトルもなく、すごく妖怪ものっぽい雰囲気が出てる回。

夢に出そうな強烈なインパクトの天井なめ妖怪のビジュアルと、軽快なアクションのギャップ、そして驚愕のオチと小太郎らしさが詰まっている回。

配信がいつまであるのかわかりませんし、また見られるとは限らないので、この機会にどうでしょうか。

〽オー 太陽があるかぎり 負けるものか
 オー 太陽があるかぎり 負けるものか~
 いけいけ 小太郎 牛若小太郎~

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