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期待値講座

よく解析サイトや攻略サイトで言われる期待値。よく聞くけど期待値って何?と思われている方も多いと思う。
期待値とワード検索すると難しい計算式がたくさん出てきて、分からないという方もいるかと思うのでなるべく分かりやすく解説します。

期待値とは

定義は以下の通り

確率論において、確率変数の期待値(きたいち、英: expected value)とは、確率変数のすべての値に確率の重みをつけた加重平均である。確率分布に対して定義する場合は「平均」と呼ばれることが多い。
参照:ウィキペディア(Wikipedia)

1回の抽選の理論上の平均値が期待値と呼ばれる

簡単な例では、コイントスを行い表で200円、裏で0円
1回当たりに期待される値は100円

これは感覚的にも分かりやすいと思います。
実際の期待値算出は計算する量が増えただけでやっている事自体は変わりません。

そう考えると案外難しく無いと思いませんか?

何故期待値を算出する必要があるか

6号機はシステムを全てメイン基板(ファミコン以下の容量しか書き込めない)で行っている為、5号機とは違い内部仕様自体は比較的シンプルに作られています。

また、メーカーは台がより長く稼働が着くようにネガティブな情報出さない傾向にあります。

リゼロや北斗天昇のゲーム数解除がメーカーから出ないのが分かりやすい例

これらの台の所謂無抽選ゾーンを避けるだけでそこそこの期待値が出ます。
有志が狙い目をネットに公開した翌日からゾーン狙いをする人達が爆発的に増えます

ネットに情報が出る前に狙えればライバルも少なく、収支にも大きく影響してきます。

簡易的な期待値の計算の仕方

では、実際にどのように計算するか解説していきます。

画像1

確率×獲得数をかけた値をそれぞれ出し、最後に全て足します。
それが期待値となります。

この例では全て足すと78なので、この抽選の期待値は78枚となります。

抽選を受けるのに78枚より少なければプラス期待値、多ければマイナス期待値となります。

ハマり確率の計算方法

{(分母ー分子を引いた数)/分母}^ゲーム数×100=

当選率1/100の100G回した時の当選率

ⅰ)
(100-1)/100=99/100
まず、分母から分子の数値を引く。その数値を分子に分母は元の数値をそのままに

ⅱ)
99/100^100=0.366
(ⅰ)の数を抽選したいゲーム数分を累乗(これで出た数値はその回数回した時に全て外れる確率)

よって1/100の台で100Gハマる確率は36.6%

天井当選込みの当選率

応用編

リゼロタイプの台
コイン持ち51G/1k
CZ 1/398 獲得期待枚数50枚
AT 1/1103 獲得期待枚数1000枚
直撃当選は加味しないものとする

計算しやすい様にCZの期待値を算出する。
1103÷398=2.77 よって1/2.77でCZ突破
1/2.77×1000=361
361+50=411

411枚がCZ1回の期待値となる

よって平均投資411枚以下をボーダーにすればよい

画像2

(397/398)^600=0.221
1-0.221=0.778 ハマり確率
{(398×0.778)/51}×50=303.9 {(当選率×ハマり確率)/50枚の回転数}50

よってこの台では単純計算で100Gから100枚近い期待値が生まれています

お気づきの方はいらっしゃるかと思いますが北斗天昇を参考にしました。

実際には0~200のゲーム数解除が無い為2000円期待値には180Gくらいハマってないといけませんが、100Gハマりの時点でマイナス期待値にはならないと予想できます。

これは導入前に出ていた情報のみで算出しており、導入初日にこのデータを元にマイナス期待値にならないだろう部分を打ちつつ、データをさらに集め天井狙い精度を上げていけます。

また、ネットにデータを公開しているホールデータサイトからゲーム数の当選分布を参考にしさらに精度を上げる事も可能です。

獲得期待枚数が出ていてもAT確率が出ていない場合もあり、その場合機械割から算出も可能です。

最後に

かつての5号機中期は天井、ゾーン狙いのボーダー越えの台を拾うのはかなり容易であったが、6号機では無抽選ゾーンという打ちづらい区間が一月もすれば一般ユーザーにも知れ渡り通路化するのがとても早くなりました。

そんな時代の今でこそ実力で大きく差が開きます。

何も考えずにネットにあるボーダーをただ打つだけでは食っていけない時代になろうとしてるのかもしれません

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