見出し画像

映画マトリックス最新作を観て思ったこと

マトリックス新作の「マトリックス レザレクションズ」を観て、ネットの反応と評判がなんとなく気になったので、初めてノートを書いてみようと思いました。まあ初めてだし、アホなので変な文章になってるかもしれんが許してくれ!!

マトリックスは公開当時は『映像革命』と呼ばれるほどに、本編の革新的なストーリーとハイレベルなCG技術が映画界、マンガ、ゲーム、さまざまなサブカルチャーに影響を与えてきました。

もちろん当時中学生だった俺は、友人と毎日のように「マトリックスごっこ」を教室の後ろの方でやっていて、毎日バトルシーンの再現をし、セリフを叫び、それを見ていたクラスの女子はいつもドン引きしていました。しかし、マトリックス最新作が公開されて、中学生がアクションシーンを真似したり、サブカルチャー業界に与える影響はなかったでしょうし、何より当時『映像革命』と言われた現象も起きませんでした。

そりゃ何も起きるわけないです。なぜなら、マトリックス公開から20年以上経って、マトリックスの世界観にも負けないぐらいに世の中のありとあらゆる技術が進歩して、映画の中のテクノロジーに引けを取らなくなって、現代人のIT文化が映画を超えてしまっていたからです。

初代マトリックス公開当時は、初代iMacのHDDの容量が6GBで、今自分が使っているスマホの容量は128GBですし、PS2のメモリーカードは8MBしかないくせに3000円くらいしたのに、今は500GBのSDカードで3000円くらい。こんなのが当たり前のすごい時代になったと言える反面、たった20年でこれだけ世の中も変わると思うと恐ろしさも感じられます。

そんな現代人が、マトリックス最新作で綺麗なCGを観ても「仮想世界」や「神経接続」という技術を目にしても何にも感じません。なぜなら、この世の中はすでに凄い技術やあらゆるSF作品溢れているからです。特に「ソードアート・オンライン」はマトリックスの要素をたくさん含んだ代表的なSF作品と言えるでしょう。

マトリックスの設定や世界観やキャラクターは、今の若い人にはウケないと思いますが、マトリックスの「ネオ」や「トリニティ」の代わりに「キリト」や「アスナ」のような今風のキャラクターに変えて、カッコいい剣を持たせれば、根っこはマトリックスのようなハードなSF全開の設定であっても、SAOは大ヒットする事ができました。

マトリックスの「ネオ」はカンフーと銃を使って戦いますが、「キリト」がカンフーを使って戦う設定のキャラならばヒットはありえなかったでしょうね……。もしキリトがカンフーで戦うキャラクターならば、僕も「SAO」ならぬ、「カンフーアート・オンライン」にどハマりしてたと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?