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忍者「青影」4(狂夢)

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呪術師陣営のスタッフ達との意見を交わし合う中、白影の一言一言がスタッフ達の決意を統率されていく様に、呪術師は忍者と言う者は指揮を一つにするのに催眠術でも使っているのかとスタッフ一人一人の顔を見てる様からの始まりのドラマであった。そんな中...

白影、
青影キマイラ化の赤影への対抗問題に青影が
「自分がソーマ飲む」、すかさず白影が
「リスクが高く、ならぬ」と牙のある鬼の噴霧ように一括
「暴走したらどうする。止める手立てがないではないか、赤影殿のように」白影は一息ついて言う「姉上の陽炎殿に申し訳がたたぬ。赤影殿を抑えるには、どう考えてもスピードが必要である。拙者の足をジェットにして、赤影殿を抑えましょうぞ」
「それだと白影さんが、帰れなくなる!」驚きのあまり叫ぶように言う青影に、度肝抜かされざわつくスタッフ達に呪術師
「いや、それは健常な足を…」と呪術師
「心配なさるな、年老いた身。長く生きる者もおりますが、拙者、この老いたる身ではありますが、赤影殿をお止めせねば、この日本は崩壊しましょうぞ。巨大蜘蛛を赤影殿をお止めするのに、一矢報いる考え方は捨てましょうぞ。確実仕留める為にも、他に作がありましょうか?
前途ある若者の身を使うことでは、なんとも」と首を振りながらいい、続ける白影。「一か八かですることではない。それに青影は若い、キマイラ化しパワーで優っても、赤影殿の経験値の前では拙く幼いであろう、臨機応変にも幅がまだまだであろう」

ドラマは、ここからが怒涛の展開であった

白影は自らサイボーグ002のと同じ足ジェット改造決行し、青影は赤影と同じくソーマイラ化の暴走リスクを取らず、生身での参戦、これが一日の半時間での出来事で、一発本番かと唸るハハッと笑うスピードで

火炎放射能力の巨大蜘蛛の吐く炎で、今日も摩天楼は火の海でも都庁だけは、無傷で不夜城のように燦然する夜の闇の中、上空には何機ものヘリが飛び交い、ハングラで青影が上空に、一つのヘリの窓から白影が見える
巨大蜘蛛、キマイラ化の赤影に閃光弾が投げ込まれ、敵の科学庁からはマグマを操る呪術師が新宿都庁の上に登場し、
「危うし日本で最終回を迎え、この深夜連ドラ人気なく、打ち切りになった」とテロップが流れドラマは終了

「あー、アイツテロップつけたな。まったく」グラサンが言い
「わかりやすいと言えばわかりやすいですね」と女秘書がカラにした500のビール缶を握り潰し
「打ち切りか..、途中が地味だから」とプリキュア自衛隊ブラックが、10m先に転がっていたビール缶に石粒を投げあてる、音はカンと響き
「最終決戦見たかったよな、案がどっちらけだったからか?」とプリキュア自衛隊ホワイトが跳ね上がったビール缶に同じく石を投げ当て、自分達の方に手前に飛んで来たビール缶を、女秘書がシュッと鞭をしならせキャッチし回収し
「打ち切りドラマ、映画化するか!俺が出資で!」と、サインはVを、3人にするグラサン

続く
→忍者「青影」5(狂夢)





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