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「輪っか」140文字小説

頭上上空に、天使が現れた

友達と一斉に、見上げわぁと言った瞬間

くるくる回る、
天使の輪っかの上で走っていた

空高い上空に
雲の海
天使の輪っかの上も驚いたけれど

天使の輪っかにいる
自分は
小人化したのか
巨大化したのか
分からなかった

天使は、地上に降りずに
ずっと空を飛んでいた


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