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やぞろしか(むかしの鹿児島弁)

こどんのころ
桜ん島ん行き船付っ場で
おばちゃんに
からいも飴もらった

ほんのごて
やぞろしかねと
叱られて

でも、うれしかった


むかし桜島行きの連絡船は滑川の先の桟橋からでていた。波でゆらゆら揺れた。桜島の袴腰に向かう連絡船である。垂水へ行く船は桟橋の左側の岸壁から発着した。腹ががへると桜島に帰る顔見知りの飴売りおばちゃんに飴をもらった。おばちゃん、からいも飴くれ。騒がしくならないういちに売れ残ったあめを二個くれた。サツマイモのことを鹿児島では「唐いも」という。唐から来た芋だから。そのいもで造った「唐芋あめ」は柔らかくて甘い。唐芋で芋焼酎もできる。風味のあるうまい焼酎だ。

ところで森進一の「雨の桟橋」って唄しってる?おれと別れて幸せになれって、去ってゆく男の唄、男ってダメだねえ。実は森進一もこの港近くに住んでいた。子供のころ、桟橋でそんな愁嘆場をみたのかな?

森進一 「雨の桟橋」 よかったら、聴いてね。
https://www.youtube.com/watch?v=8BFiru7ebUo&list=RDMMEep_VL8kXGE&index=7

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まずは単品で100円から。徐々に200円。月極めで500円と上げて行く。期間限定もある。いまはにコロナ追放キャンペーン期間中につき、無料です。 読んでください。拡散お願いします。 若者の自殺が多い。86歳の私も死を思ったことがある。友人に誘われて二回自殺を試みたが失敗。記念に左腕を火箸で焼いた。今もやけど跡は残っている。 確かに人生は辛い。でも生き抜く価はある。体験的実感です。生き抜くために「死ぬ準備」をしよう。紙?鉛筆?ボイスメモ?なんでもいい。生き抜く力になる。

生きるとは死ぬことである。死ぬために生きている。計画では95歳まで生きる。理由は母親が100歳まで生きたから。男のおれは女性に敬意を表して…

満85歳。台湾生まれ台湾育ち。さいごの軍国少年世代。戦後引き揚げの日本国籍者です。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び頑張った。その日本も世界の底辺になりつつある。まだ墜ちるだろう。再再興のヒントは?老人の知恵と警告と提言を・・・どぞ。