防人の詩 ナターシャ・グジー / Sakimori no Uta by Nataliya Gudzi

毎度のことながら、この唄を聴くと戦慄が走る。かつてロシア人と日本人は戦った。最後の武人同士の戦いだった。そのごの戦いは単なる殺戮である。その愚をこの唄は清めてくれる。宗教は違っても分かり合えるものがある。はずだった。・・・いまは如何だろう。盆は来たが迎え火も送り火も焚かない。

満85歳。台湾生まれ台湾育ち。さいごの軍国少年世代。戦後引き揚げの日本国籍者です。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び頑張った。その日本も世界の底辺になりつつある。まだ墜ちるだろう。再再興のヒントは?老人の知恵と警告と提言を・・・どぞ。