#19 ミッション・コンプリートのために「ミッションは変えてもいい」
田中さん
この「無風状態」は、ちょっと引いてみると、おっさん二人の公開交換日記なんですよね。ってことに気付くと、どうやって終わるんだろう?なんて乙女なことを考えちゃいました。
他に好きな人が出来たら、ちゃんと言って下さいね。って僕は飲酒なうです。だから田中さんも飲みながら返事書いてねw。
前回、田中さんが最後に言ってた以下は、リアルな参加希望があったみたいで、ニーズが感じれて嬉しかったですね。(読んでない方はこちら)
中間管理職(事業マネージャー)あたりを対象に、「ソーシャルセクターのミッションと戦略策定セミナー」みたいなのをやろうかなあって思い始めているのです。
でもね、具体的にワークショップでファシリテーターしてる自分をイメージしながら、僕には違和感があったんです。
「俺たちのミッションて、団体が違ったって、言い方が違ったって、みんな一緒なんじゃねーの?」って。若者のシアワセでしょ?と。
それなのに違うと言い張る輩に対して、僕は起業するときに、業態表明ではなく、態度表明として「シェアするココロ」という社名を付けたんです。ちょっとここ、僕は熱いんです。
ちょっと冷静になればさ、「手段は違えど目的は一緒」だってことにすぐに気付くんですよフツー。だからそんなセミナーやってもなあって。
でも、それがわからずにみんなイガミ合ってたり、愛し合えないんだったら、一回やってもいいのかなあ。
本質はなんにも変わらないのに、差別化だとかって言うのは差別化じゃなくて差別なんですよ。おまえの方が俺より劣っているという。もうそういうくだらないことから脱したいんです、ミッション・コンプリートのために。田中さん、ちゃんとまとめてね。
写真は、僕が週末に行く福生図書館の裏です。
石井
石井さま
今週は予想していたより忙しく、それは「代表」仕事というよりは、「事業マネージャー」仕事で、具体的には各高校が2学期になったため、夏休みオープンはしていたものの若干ゆるめだった高校内の「となりカフェ」等の居場所カフェが本格的に再開したため、でした。
具体的には、元祖「高校生居場所カフェ」である、西成高校の「となりカフェ」の支援の仕組みが、居場所以外に、先生方との会議構成が超分厚くなり(週1の大ケース会議や運営会議のほか種々のレベルの会議や報告システムが3年目にしてやっと理想に近くなった)、まあそのすべてに僕は出席していたわけです。
ほかにも、大阪市住吉区でのtameruカフェシステム(これも3レベルの会議体を構築)もたいへんでした。
まあそれは嬉しい愚痴として(代表が事業マネージャーを兼務するドーナツトークのきつさも楽しいもの)、「ミッションは変わってもいいんだ」と知ったのは最近のことです。
立ち上げは石井さんの言うような大きな理念系(若者の幸せ的な)でもいいんですが、法人が立ち上がり数年たってくると、より具体的なミッションに変更してもいいそうなんです。
だからドーナツトークは、昨年の年末、それまでの抽象的だったミッションに変えて、「10代後半の子ども若者が自由に生き方を選択できない現状を、家庭・学校/職場以外の『サードプレイス』をつくることによって解決する」に変えました。
「サードプレイス」の力を青少年問題解決のメインにするのだ、と。こうすることで、自主開設にしろ委託事業にしろコンサル業務にしろ、とにかく「サードプレイス」がらみで仕事をしていくことになり、ブレがなくなったんですね。これは僕にとって大きな気づきでした。★
田中
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