投資家必見！ファンダメンタルズ・インデックス

イントロダクション

本記事では、インデックス投資最強と思っている投資家を対象に、ファンダメンタルズ・インデックスを紹介します。

従来の時価総額加重のインデックスとは何か

従来の時価総額加重のインデックスは、株価を時価総額で割った比率を元に株式市場の指数を算出する方法です。この方法は、市場全体の株価変動を反映する指標として広く利用されています。また、投資家にとっては、比較的単純な算出方法であるため、利用しやすいというメリットがあります。

ファンダメンタルズ・インデックスとは何か

一方で、本記事で紹介したいファンダメンタルズ・インデックスは、企業の財務諸表や業績などの基本的な指標を用いて株式市場の指数を算出する方法です。この方法は、企業の実力や将来性を評価するための指標として、市場参加者から注目されています。また、ファンダメンタルズ・インデックスは、企業の実態を反映した指標であるため、長期的な視点での投資判断に役立つとされています。

ファンダメンタルズ・インデックスと従来のインデックスの比較

ファンダメンタルズ・インデックスと従来の時価総額加重のインデックスは、それぞれ異なる特徴や利点を持っています。従来のインデックスは、市場全体の株価変動を反映する指標として利用され、比較的単純な算出方法が特徴です。一方、ファンダメンタルズ・インデックスは、企業の実態を反映した指標であるため、長期的な視点での投資判断に役立ちます。

従来のインデックスの欠点

従来の時価総額加重のインデックスの欠点は、グロース株に偏りやすい点や、企業の実態を反映しない指標であるため、投資家にとって十分な情報源とはなり得ない点が挙げられます。

ファンダメンタルズ・インデックスの優位性

ファンダメンタルズ・インデックスの利点やメリットは、企業の実態を反映した指標であるため、市場のムードやトレンドに左右されにくく、長期的な視点で投資に役立つとされています。また、企業の財務諸表や業績などの基本的な指標を用いて算出されるため、投資家にとって有益な情報源となっています。

ファンダメンタルズ・インデックスの注意点

ファンダメンタルズ・インデックスの注意点としては、企業の財務諸表や業績などの指標を用いて算出されますが、具体的にどの種類の指標を用いているかには注意が必要です。用いられる指標には、配当やEPS、ROE、βなど様々ありますが、単一の指標のみでは、偏ってしまうリスクがあります。例えば、配当のみを指標に用いると、無配企業には投資できず、バリューに偏ってしまい、グロース株のリターンを逃すリスクがあります。なので、複数の指標を組み合わせたファンダメンタルズ・インデックスに投資するのが理想だと思います。ただし、複数の指標を組み合わせたファンダメンタルズ・インデックスに投資する簡単な方法がまだ一般には普及していないことや、コストも高くなるといった課題は存在します。このような課題はありますが、従来の時価総額加重のインデックスだけでは、リーマンショックやコロナショックといった大恐慌に見舞われた時にかなりのダメージを負うことになるので、ポートフォリオの一部にファンダメンタルズ・インデックスを取り入れてみるといかかでしょうか。個人的には配当加重のインデックスに注目しています。時価総額加重がグロース株に偏るため、配当加重を加えてバリュー株の比率を増やす事でよりバランスのとれたポートフォリオになると考えるからです。

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2009年出版のやや古い書籍ですが、脳死でインデックスに投資されている方には一読の価値があると思います。

有料記事部分では、ファンダメンタルズ・インデックスに投資する代表的な方法と銘柄を紹介します。興味のある方は購入していただけますと、幸いです。記事内容は執筆当時(2023/7/9)のものなのでその点はご留意ください。