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2024年4月30日の公式発表Instagramアルゴリズムの本当の意味

Instagramのアルゴリズムが公式から4月30日に発表されて、話題になっていますね。SNSマーケティングする私も、ここぞとばかりに見入ってしまった一人です。

公式で発表された主なInstagramのアルゴリズムの主な変更はこちらの二つです。

  • 小規模クリエイターにより多くの配信機会を与えるためランク付け方式を変更

  • アグリゲーター(キュレーター、リポストする人)をおすすめおすすめに表示された場合、オリジナルに置き換えると発表した。他人のコンテンツを頻繁に再投稿しているアグリゲーターをおすすめから削除する。

フォロワーのついていない、Instagramにもチャンスあるよ!リポストする人は削除するよ!というふうに思えますが、もっと奥深い意味があるようにも感じられます。

特に、アグリゲーターについては、だいぶ前から、これについての異論を唱えていましたからね。

以前から、オリジナルコンテンツの重要性を訴えていた

Instagramは、以前からオリジナルコンテンツの重要性を訴えていたし、2022年の時点で、「インスタグラムはオリジナルコンテンツを、特に再投稿コンテンツよりも高く評価しようとしている」と発表していました。

元々Instagramは、クリエイターを大事にしていて、例えば、画像の制作に携わった写真家やファッションスタイリストの情報を表示できるようにしたり、共同投稿として表示できるなどの施策をしてきました。

発信力がなかった人でも平等に、評価を受けられるよう、そして新しい発想や、クリエイティブを生み出す人が見つけられやすいプラットフォームを作ろうとしているように見えます。

今までのコミュニティーは、元々ある程度、力を持った人にファンが集まるような構造がありましたが、それを完全に打破しようとしていますね。

今回の変更でも、それを強調させるような施策が作られたと思います。

Instagramのアルゴリズム変更の本当の意味はガイドラインにある

Instagramのガイドラインには、知的財産権の侵害や、スパムの排除などが書かれています。それらを助長するアルゴリズムが、年々増えて行ってますね。

最初は、フォローや「いいね」のロボット巡回の取り締まりから始まったような気もします。まだ、これらは、クラウドソーシングでなどで横行していますが、明らかなガイドライン違反となっています。

Instagramのガイドライン

また、Instagramは、不正行為やスパム行為に対する勧誘や推奨をするようなコンテンツの投稿も禁じています。

つまりですね、今後、行き過ぎた仕事っぽいアカウントや、アフィリエイトアカウントは危ない!ってことなんですよね。

どれだけオリジナルコンテンツを作っていても、裏技的なことをやり続けたり、わざわざプロフィールに誘導するようなタグ付けをしていたら、排除される恐れがあるということです。

結論、Instagramで重要なのはコレ

Instagramでは、毎回、アルゴリズム変更をして、オリジナルコンテンツの必要性を発信しています。公式でもフォロワー数よりエンゲージメント率を優先すると発表されています。

エンゲージメント率を向上させるために重要なのは、フォロワーとの関係を築き、彼らが興味を持つコンテンツを提供することです。

つまり、自分たちのコンテンツのファンを作るために努力しろということですが。わかりやすそうで、わかりにくいですね。

こう言ったら、わかりやすいでしょうか?
商品を売るな!感情を売れ!
です。

小手先の方法より、熱い想いを形にしていけるといいですね。私も自分のインスタグラムはさておき、お客様のインスタグラムに取り込んでいきます(笑)

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