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ANTとTESの違いについて言語化してみる

よく、MOで優勝したデッキリストを掲載する某サイトで
ANT(Ad Nauseam Tendrils)とTES(The Epic Storm)を同一のデッキと扱われる事が多いため違いを言語化してまとめることにしました。

某晴れ〇屋さんだと、一纏めで「むかつきストーム (ANT)」って掲載されてるから仕方ないんですけどね


※せめて一纏めで「ストーム」って表記してくれれば…


・何がどう違うか
食べ物で例えますが、
カレーラーメン(カレー+ラーメン)と豊橋カレーうどん(カレー+うどん+とろろ+うずら+お米)くらい違うと思います。



スポーツで例えるなら
サッカーとフットサルくらいの違い

素材は同じもの(マナ加速、チューター、フィニッシュ手段)を使っていて確かに似てはいますが、そこに至るまでの過程が違います。


デッキリスト

★ANTのデッキリストは少し前、僕が大会で使ったもの
★TESのリストはTESと言えばこの人、Bryant_cookのもの

・で、結局どう違うの?
主なフィニッシュ手段は共に致死量のストームを稼いで苦悶の触手を対戦相手に叩き込むこと、は共通しています。

ただそこに至るまでの過程が違います。

・ANT
キャントリップでパーツを集め、手札破壊を駆使し対戦相手の妨害手段を乗り越えストーム10以上の苦悶の触手を叩き込む
やり方次第では対戦相手のカウンター複数枚を超えて、コンボを成立させることが可能
デッキ内のマナコストの関係でむかつきを打つと死が非常に近づくため、メイン戦は炎の中の過去で墓地の呪文にフラッシュバックを付与してストーム稼ぎ+冥府の教示者から苦悶の触手を探し、唱える。


デッキ自体はUBカラーがベース

・TES
フィニッシュ手段にアクセスするチューターの枚数がANTと比較すると多い(8枚)
キャントリップの枚数がANTと比較すると少ない、妨害手段は夏の帳や防御の光網を用いる
立ち回りとしては願い爪のタリスマンなどを先置きして、むかつきや永劫のこだま(FB)を唱えストームを稼ぎ燃え立つ願いor願い爪のタリスマンで苦悶の触手を探し、唱える。

燃え立つ願いによりフィニッシュ手段のシルバーバレットが可能

また、ANTとの明確な違いは永劫のこだま(FB)及び炎の儀式以外では墓地を一切使わないところです。

デッキ自体はBRカラーがベース


麻雀で例えてみましょう。

ANT→順子で役を手作りして、門前自摸を狙う立ち回りが多い

TES→積極的に鳴いて刻子での役を作って行き、単騎待ちする立ち回りになる事が多い。

イメージとしては対々和や七対子狙いでサクッとテンパイさせての単騎待ち


僕も最近麻雀(雀魂ですが)を始めたのでまだまだにわか知識ですが、麻雀をやったことある人であれば順子で役を手作りして行く方が最終的な受け幅が広いってのは何となく伝わるでしょうか?

ANTは役を手作りして両面待ちや三面張を狙う
TESは単騎でのツモ待ちを狙っていく

僕の頭の中ではこんなイメージです。


ただし、あくまで「そうなることが多い」ってだけなので注意
ANTでもTESでも初手でテンパイしてるのであれば、僕は躊躇なく対戦相手を殺すために突っ込みます。


※余談ですが国士13面待ちを張る事に成功しましたが2巡後に下家にロン上がりされた苦い経験をしました…



もうひとつの違いとしては友情ストームの要素が発生するか、が違いでしょうか
TESでも友情ストームは発生することはありますが、
マナのタイトさもあり対戦相手が唱えた呪文を唱えても最終的な勝敗に関わる要素になる事は少ないです。


以上、ANTとTESの違いについてサラッとまとめました

現在、ANTのdiscordサーバーを作ろうか思案中です。
対RUGデルバーをどうするかってのを1人で思案するのにだいぶ詰まってきた故…

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