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【第6回】ハンドパンの周波数特性を見よう!

今回は普通の測定

ちょっと気になったことがあった

F#5の音とF#4のオクターブハーモニクス音ってどう違うの?

こんなことあるあるですよね。

とりあえず…気になったなら調べればいいや。

F#5の音

測定してみた。

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図1-1:F#5の基音

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図1-2:F#5のオクターブ上


図から見て分かる通りF#5を叩くとオクターブ上のF#6が出ていますね。オクターブ上の5度はあまり見て取れませんね。

以前の周波数解析回で「高音になるにつれオクター上の5度は出にくい」と明らかにしたので、きっとそれですね。


F#4のオクターブハーモニクス音

さてさて、次はF#4のオクターブハーモニクス音を見てみましょう。


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図2-1:F#4のハーモニクス音

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図2-2:F#4の基音

はい。やっぱり波形は異なりますよね。

F#5をハーモニクスで出したとて、やっぱり基音はF#4なので、4辺りの周波数成分がよく含まれていますね。


まとめ

同じF#5の音を鳴らしても含まれる倍音成分が異なることが分かりました。

F#5のトーンフィールドではF#6まで出てより高音域に聞こえ
一方F#4のハーモニクス音でF#5を出した場合、基音のF#4が含まれます。

同じ音を鳴らしても違った出力情報が出るのは面白いですね。

まぁこれが分かったから何だって言うのだって思うところもありますが…あくまで自分の好奇心を満たすためです。


自己満に付き合っていただきありがとうございました。

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