サッカーボールとの対話(ひろ)

私たちはLearning creator’s lab(LCL)という団体から生まれた夢中ジャーです。

今回は夢中イエロー・ひろの夢中について書いていきたいと思います。

これまでの夢中

少年時代、僕は壁に向かってボールを蹴り続けていた。「もうすぐご飯だよ。」という母親の言葉が無ければ、いつまでもボールを蹴り続けていただろう。

学生時代、僕はワックスというものを初めて使った。髪を盛り上げたり、前髪を流してみたり、鏡の前で僕は「かっこいい自分」を探し続けていた。

社会人の日常は忙しかった。「今、夢中になっていることは?」の問いに、僕は咄嗟に答えられなくなっていた。

日常が壊されたとき、1000ピースのジグソーパズルで僕は夢中と再会した。月曜から夜更かしして、僕はジグソーパズルをやり続けた。

"夢中"で起こっていること

夢中を外側から見ると一人で黙々と、同じことをし続けているように見えることがある。

少年の僕を母は「また静かにボール蹴ってる。何かあったのかしら。」と心配し、学生の僕を女子は「また触ってる。大して変わらないじゃん。」と冷めた目で見る。

しかし、僕は静かではなかったし、大いに変わっていた。対象との対話は止めどないし、同じことの繰り返しをしているようで微妙な変化を楽しんでいた。

例えば、「足をこの角度で入れるとどうかな。」とか「いや、こっちの方がいいのか。」とか。
次第に「ああ、こうすればいいのか。」となったり「次、こうしたいなあ。」となったり。

対象との対話と、自分には分かる変化が僕を夢中にさせたのだと思う。


では、なぜ社会人の僕は夢中から遠ざかり、またしばらくして夢中と再会出来たのか。

それに関してはまた今度、考察を深めたいと思う。

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