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絵本を読んでみました

どうやら カサンドラ症候群のピークに居る私の 逃げ場は飲酒だったり、睡眠💤だったり、だいたい 後から「時間の使い方」について 良い気分にならないような事だったりするのだけど ピアニストの井波陽子氏にそそのかされて、おだてられて(笑) 初めてみた「紙芝居」、見事に別世界に逃避出来て ほーっとする。

生育上、感受性が鈍いタイプの私は 本を黙読していても イマイチ頭に入ってこない。
なので、生徒や学生の頃は暗記しなければならない教科などは 常々、声を出して読んでいたので 家人は「うるさい!」とよく苦情を言ってきていた。

今回読んでみた「きつねの窓」も 図書館で黙読した時は なんとも思わなかったのに、借りて帰って声に出して読むと、涙が溢れて 前に進めない。

そういえば、なんで この本を読んでみたいと思ったのかというと 私が小学生の頃、音読の宿題で 課題にされた物語で。

宿題をしていると、4歳下の妹が 椅子を持ってきて 隣に座って機嫌良く聞いているかと思うと 終盤に差し掛かった頃「わーん😭」と号泣したので 私が何か悪いことをしたのか、彼女の身体の具合が悪くなったのか 驚いていたら 本の内容に感動して泣いてるとな。

人の音読を聞いて泣くなんて、なんて感受性の強い子や!
と、驚くとともに、今は 亡くなって二度と会えない妹を思い出す 貴重な本となった「きつねの窓」。

この本を読むと、あの頃の妹に会えるような気がする。

https://youtu.be/_YAjoyr_FUI

#絵本朗読 #きつねの窓 #安房直子 #井波陽子 #ペガサスと火の玉

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