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副業ふくめた確定申告のやり方

2020年の確定申告が
終わりました。

諸事情により、わたしは
毎年源泉徴収ではなく、
確定申告しています。

2020年は副業や株の売却益と、
いつもと異なる申告をしたので、
今後のメモもかね、
手順をまとめておきます。

1.何を確定申告した?

今回は給与所得や扶養控除といった
通常申告するものに加えて、
以下を申告しました。
 ・副業の所得
 ・株式売却益
 ・配当金
 ・寄付金控除
 ・医療費控除

2.どうやって申告した?

副業は個人事業主としてやってまして、
その収支管理は会計freeeでやってます。

売上と費用を入れておくだけで
勝手に青色申告決算書まで
作ってくれるので
オススメですね。

で、肝心の確定申告ですが、
会計freeeでもできますが、
前回も使って操作に
馴染みのあるe-Taxにしました。

スマホでも申請できると
話題になっていたようですが、
副業の事業所得は申請できないので、
今回はPCから申告しました。


3.確定申告にあたり何を準備しておけばいい?

以下を用意しました。
 ・給与所得の源泉徴収票
  →所属会社からもらいましょう。

 ・生命保険料控除証明書
  →各保険会社から郵送されます。

 ・小規模企業共済等掛金控除証明書
  →iDECOの控除証明書です。
   国民年金基金連合会から郵送されます。

 ・寄付金受領証明書
  →ふるさと納税の寄付証明書です。
   各市町村から郵送されます。

 ・特定口座年間取引報告書
  →株式売却益の申告にあたり使います。
   私はネット証券なので、
   ダウンロードしておきました。

 ・上場株式配当等・特定割引債の償還金の支払通知書
  →配当金の申告に使います。
   年間取引報告書と合わせ、
   こちらもダウンロードしておきました。

副業の申告にあたっては、
会計freeeが出してくれる
青色申告決算書を用意しました。
(以下にサンプルを貼っておきます)

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また医療費控除の申告にあたり、
医療費集計フォームも
用意しておくと楽です。
手元にある領収書を
あらかじめ転記して
おいてください。

4.実際に確定申告してみた

控除証明書など用意した上で、
確定申告を始めます。
すべて説明すると長いので、
かいつまんで説明します。

e-Taxのページに行って、
作成開始ボタンをクリックして
始めていきます。

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利用規約の同意など色々出てくるので
サクサク進めていきます。

申告書等の作成画面に来たら、
決算書・収支内訳書を選択します。

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「e-Taxで送信する」
「青色申告決算書を作成する」
を選択します。

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青色申告決算書(一般用)の
「入力する」ボタンをクリック。

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決算書の入力画面に来たら
あらかじめ会計ソフトで
出力した決算書や貸借対照表を
転記していきます。

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一通り入力が終わると、
決算書の入力情報を引き継いで
給与所得の確定申告に進むか
聞かれるので、指示に従い
進みます。

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ここからはおなじみの画面だと思います。
給与所得の入力など、
該当するところを
入力していきます。

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入力を一通り終えると
住民税等入力画面が出てきます。
「住民税・事業税に関する事項」を
選択します。

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「自分で納付」を選択します。

副業分の収入の申告にあたり、
ここが最大のポイントでしょう。
私も税務署に質問して聞いてはいましたが、
「どこで表示されるんだろう?」と
思いましたが、ここなんですね。

副業の収入分の住民税を
所属会社を経由せず、
自分で納付したい場合は
「給与・公的年金等以外の
所得がある方の入力項目」で
「自分で納付」を選択します。

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あとは、これまでの入力結果を
送信して終了です。

5.おわりに

だいぶざっくり書きましたが、
実際の申請は3時間かかりました。

今回やり方を覚えたので、
次は1時間くらいで
できるんじゃないかと思います。

説明を割愛したところもありますので、
もし気になることがあれば
コメントいただければと思います。

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