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ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

お疲れ様!
むちが先日あげてくれてた、こちらの本、私も読んでみたよ!


むちは、途中で読むのをやめてしまった…との事だったけど、序盤読んでみてその理由はとってもよくわかりました(笑)

作者の女性は、広告会社に勤める30代の方。広告業界での男女差別がはげしいことが原因なのか、30代を過ぎて結婚してないこととか子供を産んでいないことに対して、自分を卑下しすぎていて、そこまで思わなくても…
と、私も読んでいてちょっと辛くなりました。
でも、中盤からだいぶ雰囲気が変わってきたよ!

きっかけは忘れたけど、筆者がF国(フィンランドだと思う)に行く機会があったのね。そこで、男女差別とか関係なく、結婚していようがしていまいが、女性たち(男性たち)がのびのびと生きている姿を見て、考え方を変えていくのね。
自分の考えを閉じ込めるのではなくて、もっと声を上げていこうって表現していこう!と筆者は変わっていったの。フィンランドでの経験が、筆者の転機になったみたいなんだよね。

それで、この方を有名にしたのが、検察庁に関する法案改正が問題になったとき。なんだか芸能人も巻き込んで、検察庁法案改正にみんなが反対したの覚えてる?
私もうる覚えなんだけど、そういえばTwitterでそんな話が盛り上がったことがあったなぁって思い出したわ。この検察庁法案の話のウェーブを作り出したのが、なんとこの著者である笛美さん。彼女のツイートが、いろいろな人にリツイートされて、大きな反響を呼んで、ついには検察庁法案改正案が取り下げられることにもつながったの。

笛美さんが目立つきっかけになったのは、政治の話だったけれど、彼女はおそらくこれから女性の地位向上に向けて、フェミニストとしてもっと声を上げていくんだと思う。きっと既にいろいろ発信していらっしゃるんじゃないかな。
確かに、日本は男女不平等な世の中。私は、やはり子育てを経て、そこに関しては強く感じたし、まだまだすごく違和感を持っている。でも、どこか仕方ないって割り切ろうとしている自分もいた。政治家になってまで変えようとは思えない。
でももっとフィンランドみたいに男女平等で、女の人も(男の人もね(とも生きやすい世の中にしたいなって思う。
そのためにできるのは、やっぱり自分の思いを発信すること。こうしてnoteだったりね。あとは、声を上げている人を応援するという手もある。SNSにいいねをつけたり、お金を寄付したりすることもできるよね。
自分が実際に政治家になるまで行かなくても、世の中を変えていく手段は色々とあると言うことを思い教えてくれたのが本書でした。

冒頭ちょっと、愚痴のような話が長いよね。。ちょっとそこが惜しいかな。でも、世の中を変えるために背中を押してくれる本でした!
我々も、もっともっとこのnote上で、自分の意見を発信していきましょー!まる

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