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大切な本㊼「さらば、哀しみの性 高校生の性を考える」

性教育について考えてみた

まずタイトルに惹かれる河野さんのロングセラー。10代の頃一度は手に取っているはずなのに内容はすっかり忘れていて、、

最近読み返したらover the sunの心にもずしりと刺さる一冊だった。10代の自分、どう受け止めていたんだろう…


性について思うとき、浮かぶイメージは人それぞれだろうけれど、私自身は常にもの哀しさを想起させる。過去に経験した出来事も大きく影響しているのだろうな。怒りでも忌避でも愛憎でもない、まさに哀しみ。

日々目にする報道やSNS上の「炎上」「論破」…人間のむき出しの本能や欲望に触れたときに感じる脱力するような疲労感にも似た思いが伴う。

性っていのちに直結するとても大切なテーマだ。子どもやパートナーを持つ持たないにかかわらず、生きている以上避けられないもののはず。性教育を語るときによく言われる「寝た子を起こすな」、意味不明です。

センシティブなことでもあるから誰とでも気軽に話せるものではないけれど、だからこそ正しい知識を得るためにも、幼い頃から真摯に向き合うべきことだと思う。そうした社会を私たちが作っていかなくっちゃ。

仲間が素敵な絵本のアンバサダーをされているとか。また新しい企画すすめます♡


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