アラサーOL、ゲームをツクる＊２２周目
◆制作もひと段落、ということでひとさまのゲームで遊ぼう！の段
目と鼻のムズムズで、春の訪れを感じる今日この頃。桜もチラホラ咲き始めましたが、皆さんいかがおすごしですか？（私は花粉を心底憎んでます）
さて、今回からは「自分のゲーム制作がひと段落したら、絶対にプレイするんだ！」と思っていたフリーゲームを少しずつプレイしていきたいと思います！というわけで、今回の内容はフリゲプレイ日記（第一弾）です！
おまけ程度に、最後に近況（最近あった嬉しかったこと）も書きました。
１．眠り売りの（作：眠井ベルさん）
眠りを求めて二人の女の子が冒険するＳＦアドベンチャー！
夜に眠れない悩みを抱えた少女「はと」。引っ越してきた訳ありの新しいお友達「あな」と【眠り】を探し求める！
ラストで「そんな！」と思わされること間違いなし！
初めからどこかダークな雰囲気をまといつつも、中盤までは、明るく可愛い「はと」ちゃん（＝黄色髪の女の子）と、主人公の「あな」ちゃん（＝黒髪の女の子）に癒される、ほのぼのとしたストーリーで進行していきます。
物語の核になるのは「眠り」を物質化して売買することができる技術の存在。作中の世界では、表向きこの技術はタブーとされています。しかし、街はずれの森を抜けた荒廃した場所で、秘密裏に「眠り」の売買が行われていて、ひょんなことからその噂を聞きつけた「はと」ちゃんは、「あな」ちゃんと共に眠りを求めて冒険に出かけますが……。
エンディング後、タイトル画面に戻ったとき「はぁー…」と感嘆の声が漏れてしまいました。考えられてるわぁ……！
かわいいキャラ、雰囲気のあるＢＧＭ、不思議な世界観が見どころ！
2人の女の子のデザインが可愛いです！キャラチップの細かい動きはもちろん、タイトルやメニュー画面で使われているイラストもめちゃくちゃ可愛い！
また、作中のBGMはすべて作者の眠井さんが自作されているということで、音楽の才能０のワタクシからすると、とてつもなくスゴイです！今回はクリスマス・イブのお話ということで、どこかクリスマスのワクワク感を感じるようなBGMが多くて本当に素敵でした！
中盤以降は特に感じますが、モブ会話などもどことなく不思議な雰囲気が出ていて、ちょっぴりダークな世界観を作るのに一役買っています。
２．ニュートラルスフィア!!（作：ラルスさん）
「みんながさ、笑ってられる。
そんな世界だったらいいのにねって、僕は思うんだ。」
クリア後、やさしい気持ちになれるあたたかい作品
魔法が使えないことを理由に周りになじめなかった少年「しょう」（＝赤髪の男の子）と、親友の「きょう」（＝紫髪の男の子）。二人はひょんなことから、不思議な街「ニュートラルスフィア」に辿り着きます。そこは、色々な境遇の人々が助け合いながら過ごす隠れ里でした。住人たちに歓迎され、美味しいごはんを食べたり、お手伝いをしたりと楽しく過ごす二人でしたが、実はニュートラルスフィアには大きな秘密があって……。
テーマとなっている「みんなが笑っていられる世界」を追い求めて、個性豊かなキャラクターが織りなすハートフルRPGです。
かわいいキャラクターがとにかくもりだくさん！
キャラクターがとにかくみんなかわいいです！ラルスさんのほんわかかわいいタッチのイラストと、ゲームの優しい世界観がマッチしていてGOODです！ジャンル的にはRPGになるので戦闘などもあるのですが、戦闘シーンの立ち絵やカットインにも描きおろしのイラストが使われていて、キャラクターたちへの愛を感じました。その他スチルなども複数枚あり、とっても豪華です！（これ、イラスト描くだけでも作業量すごかっただろうなぁ…尊敬します！）
個人的に戦闘苦手民なので、オート機能が実装されていたり、各戦闘後に自動で全回復するの本当に助かりました。あと、ゲームオーバーにならないのも大変助かりました……（ディアくんに何度叩きのめされたことかorz）。
みんな可愛くて最高ですが、個人的にはノワくんが好きです！一目見た時からお魚を食べさせてあげたくてウズウズしてたので、食堂でちゃんとお魚メニューが振舞われた時は「良かったねぇ…いっぱいお食べ…」と孫を見守るおばあちゃんの気持ちになってしまいました。
３．インタヴィン（INTERVENE）（作：きだあらるさん）
その光景は 虚構か
それとも 認めがたい真実か
「15歳だよ。忘れるわけないだろ」
目が覚めると、そこは謎の建物の中。
同級生のユウとともに出口を目指す
少年「吾妻セイジ」の成長と葛藤を描いた
約3万文字のジュブナイルSFシナリオ。
記憶の欠片を求めて不思議な世界をさまようSFアドベンチャー
一部の記憶を失った主人公「セイジ」は、見知らぬ不思議な建物で目覚めます。同級生の「ユウ」と合流し、戸惑いながらも探索を始めると、テレビが設置された殺風景な部屋に辿り着き、そこで自身の姿が映された映像を目にします。自分やクラスメイトたちの文化祭前のやりとりを映した映像は、確かに自分自身のはずなのに、セイジの記憶には全く残っていません。ユウとともに探索を進めることで、少しずつ自身の記憶を取り戻していくセイジでしたが、一体この場所はなんなのか……？そして、インタヴィンの呪いとは何なのか。これぞまさに「SFジュブナイル」といった、独自の世界観のある作品です！
余韻を残す小説のような作品
マルチエンド（3種）ということで、しっかりコンプさせていただきました！ちなみにエンドC→B→TRUEの順で辿り着きました。ゲームという媒体ならではの没入感と、小説のような丁寧なつくりのストーリーが魅力です。
登場キャラクターたちも、良い意味で性格や立ち位置がわかりやすくすっきりと作られていて、設定がすっと入ってくるというか、戸惑うことなくプレイしていくことができました。どうしてもごちゃごちゃとキャラに設定をつけたくなってしまう私には、とても勉強になりました！
（エンドにもよりますが）ストーリーもあえて描きすぎないというか、余白があるのは良いなと思いました。「あの世界はなんだったのか」「ユウくんたちはどのようにしてあの場所にアクセスしてきていたのか」「”インタヴィンの呪い”とは？」想像の余地を残すというか、余韻があるのは良いですね。
最初、紅一点の「アキ」ちゃんが、ヒロインとして主人公の記憶の鍵になるのかな？と勝手に予想していましたが、なるほど真のヒロインはユウくんでしたね（この言い方が合ってるかどうかは不明ですが）。TRUEエンドでは主人公の心の成長なども感じられて、SFをベースに、さわやかな青春作品としてまとまっています！
おまけ：近況報告
とりあえず自分のゲームがリリースできて安心しています。少しずつ反応を頂いたりしていて、とても嬉しいです！（※これについては別記事にまとめようと思っています）
最近あった嬉しかったことを２つほど報告します！
①Perfect gift perfect friendがアプリになりました！
私のツクールでのはじめての作品「Perfect gift perfect friend」が、なんとスマホアプリになりました！わーい！
iPhone（iOS）、Androidどちらでも遊べます！
▼iOS
▼Android
今回、ぬか漬けパリピマンさんに手続きを代行していただき、アプリ化が叶うこととなりました！ぬかピさん、本当にありがとうございました！
実はアプリ化にともなって、少しだけ手直しや修正を入れていますので、ぜひこれを期にDLしていただければ嬉しいです！
※こちらはsgru3さんのキャラクターをお借りした作品となっていますが、sgru3さんには事前連絡の上、許可を頂いています！（sgru3さん、快諾してくれてありがとうございます！）
②私の描いたイラストが戌甘アランさんのアイコンとヘッダになりました！
◆戌甘（いぬかい）アランさんについて
ゲーム実況メインで、ラジオや歌ってみた、最近は実写動画等もアップされたりと、幅広い活動をされている動画配信者さんです。
素敵なお声の軽快な関西弁と、丁寧にゲームをプレイするスタイルがとっても良きです！
戌甘さんには、前回作「Perfect gift perfect friend」を実況して頂いたり、「アナナス探偵手帖」のデバッグにご協力を頂いたりと、日ごろから多大なるご助力を頂いておりましたが、このたび、私の描いたイラスト＆ロゴをYouTubeチャンネルのアイコンとヘッダに使っていただきました！やったね！
自分の得意分野で（微力ながら）推しの力になれるのはこの上なく嬉しいですね！（これからもまったり推していきますよー！）
自分の制作もひと段落し、ようやくプレイヤーに回ることができました。
まだまだ遊んでみたいゲームがたくさんあるので、今後はひとさまのゲームをまったり遊びながら、アプデ（ボイス実装ほか）の準備と、次回作の準備を進めていきたいです！
先日公開した「アナナス探偵手帖」に頂いた嬉しい反応などは、別記事にまとめたいと思います！（反応を下さったすべての方に感謝です！）
それでは今回はこのあたりで、また次回お会いしましょう！
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