長女の11回忌をむかえる
先日、10年前になくなった長女の11回忌を迎えました。11年前は妊娠してたし、羊水過多・産道が短くなって認識8ヶ月から入院してベッド上安静で張り止めの点滴をしつづけてたし、ほんと大変でした。点滴をし続けること1ヶ月、長女がやっと生まれ、でも病気で呼吸が苦手な赤ちゃんで、手術こそしなかったけれど、入退院を7回繰り返し、生後ちょうど半年でお空に帰りました。
激動の年。当時はサラリーマンで産休をいただいていたのが、赤ちゃんがなくなっちゃうと急にその産休が終わるわけで、でも会社もおもんばかってくれて、少し休んでもう大丈夫になったら来なさいと優遇してくれて、お言葉に甘えて、毎日ヨガをして、そこからわたしのヨガ道が始まったのでした。
長女ちゃんはめちゃがんばってたし、本当に可愛かったし、残念でたまらないし、思い出すと自動で泣けてくるけど、時が解決するとはこのことで、いまは暖かい気持ちでこの日を迎えられるようになってきました。
今年は立派なお坊さんに読経をしてもらったり、和ろうそくをいただいたりして、儀式っぽいことができました。かわいいお坊さん、ありがとう!
ツイッターを見ていて、気がついたこと。病気の赤ちゃんを持つ母たちのツイッターアカウントがすごい活力を持っています。10年前はどうしていたのかというと、まだmixiの病児の部屋もあったし、アメーバブログのカギアカウント運営も多かった。10年前はどちらかというと、裏でこっそりとお母さん同士がやりとりをしていたのですが、今は表で堂々と情報交換と気持ちのやり取りがなされています。いまのお母さん達が強くなっています。社会が良くなったのかもしれません。これはすごくいいことでうれしいです。
病気の子育てのためになりかやりたいと思ったこともあったし、葬式で読者がぼられないために葬式・墓ライターでもなろうかと思ったこともあったけど、どちらともいい方向に変わってきている気がします。このまま、欧米のようにみんなと違う子たちがすんなりと生きやすい社会になっていってくれることを強く望みます。
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